もしかしたら医者は今が稼ぎ時かもしれない

ある休日にふとこのようなことを考えてしまいました。医者としての一番稼ぎ時は、今なのかもしれないなぁ〜ということです。

医学部の定員はどーんと増えましたし、少子高齢化で患者が減りますし、医者の未来には不確定要素が多いですね。

現実問題として、都市部でクリニックを開業するのは、収益の面からかなり厳しいというような話も聞きます。

医者としての将来を憂う要素についてみていきましょう。

医者の将来はあまり良くない。そう思う理由を5つ挙げてみる

2018.01.08

少子高齢化の進行

日医工医業経営研究所HPより

上のグラフではいくつかのシナリオに基づいてに医療需要が予測されています。2020-40年ぐらいにかけては、少子高齢化の進行に伴い医療需要が伸び、必要な医師の数も増加すると言われています。

ただし、このシナリオは万全ではなくて早熟型では2025年から医療需要が減少すると予測されていますから、正確な予測は難しい、ということの裏返しでもあります。

一方で、今後少子高齢化が進んでいったとしても、患者一人当たりにかける医療の時間というのは今現在もどんどん伸びています。

ですから単純に人口が減る=医療需要が減少する=必要な医者の数が減る、と言うわけでもなさそうですね

医学部定員の増加

2010年頃から、医師不足を解消する目的で医学部の定員がどんどん増加されてきました。2018年の医師国家試験では、試験の合格者数が初めて9,000人を突破したと言うようなニュースもありました。

医療需要が仮に少しばかり上昇すると仮定しても、医師の増加ほどに医療需要が増えていくかはわからないところです。

もしかしたら、医療を提供する医師の側が余るような時代がやってくるかもしれません。

一人前の医師を育てあげるためには、医学部卒業から最低でも10年くらいは必要ですから、すぐに医者が余る、ということはないでしょう。

ただし20年や30年経った時に、全体的な医療需要の低下と医師数の増加がうまく噛み合えば、弁護士業界のように医師の価値というものが大暴落してしまう可能性はゼロではないでしょうね。

医療費の抑制政策

政府にとって医療費の抑制と言うのは死活問題です。

ごく単純に考えると、病院を経営する側としては、医師の人件費をどんどん削っていかなければならないということになります

一方で医療費の増加が今後も抑制されていく方針の中で、医師の数はそれ以上に増えていきます。

すなわち、いまでは売り手市場の医師の転職事情にあって、近い将来は単価の安い仕事を医師が取り合う、という世界になるかもしれません。

その傾向がどんどん進むと将来的には、大学病院の給与水準というのが当たり前になってしまって、一般病院に勤務していても、当直病院でアルバイトをしなければならない時代がくるかもしれません。

全体的な展望

医者の将来を考えるにあたっては、不確定な要素が多いというのは事実ですね。

しかしながら、少子高齢化、人口減少に由来する医療需要減少の可能性、医療費の抑制、それに相反する医学部定員の増加ということを考えると、金銭的な面での医者の将来というのはどちらかという暗いものであるような気がします。

医者として稼ぐなら今、ということかもしれません。

 



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