マンションの広告にある「病院まで徒歩○分」というフレーズはあまり意味がない




新築マンションの広告などを見ていると、「病院まで徒歩○分」と言うような宣伝文句を見かけることがありますね。

果たしてその宣伝文句の本当のメリットはどれほどなのでしょうか?少し考えてみたいと思います。

病院に近いことのメリット

住んでいる場所から病院が近い1番のメリットは、調が悪くなったときに、すぐに病院にいけることでしょうか。

当然20分歩いて病院に向かうよりも、徒歩2分で病院に到着できた方が、安心感もあってメリットは大きいですよね。

ん、でも、本当に病院が近いと良いんでしょうか?ちょっと考えてみましょう。

あなたは1年に何回病院に行きますか?

ただ問題なのは1年に何回病院に行くのか、ということです。健康な人であれば、地域の総合病院にいく機会は1年に1回もないでしょう。

多くの患者さんは、風邪や下痢などの症状があったとしても、まず受診するのは近くの医院やクリニックですね。

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そう考えてみると、健康に生きている人間が、家の近くにある病院を年に何回病院を利用するかということです。

重篤な病気であって、総合病院にかかる場合もあるかもしれませんが、受診間隔はせいぜい数週間に1回くらいでしょうし、あまり気にすることはないでしょう。

病院よりも近くにあってほしいもの

そこまで利用頻度ない病院よりも、もっと家の近くにあって欲しいものがありますね。

まず近くにあるべきは地下鉄や鉄道の駅ですね。駅を利用するか否かに関わらず、これはマンションの資産価値に関わってきます。

通勤や通学で駅を利用する場合には、もちろん利便性は高くなりますね。

そのほかスーパーマーケットなども、誰でも週に1回か2回は利用するでしょう。コンビニエンスストアであれば、毎日利用すると言う人がいるかもしれません。

学校も同じですね。子供がいる世帯であれば、毎日の子供の通学時間というのは大切になってきますね。学校は家から近いほど良いですね。

このように考えてみると、生活する上で病院よりももっと利用頻度の高い施設がたくさんあるわけです。スーパー、コンビニ、学校の方が病院よりも利用回数が多く、もっと近くにあってほしいものですね。

どの病院に近いか、が重要

さらにマンションの広告の中には、「大学病院まで徒歩3分」と言うような広告をめぐっているところもあります。

今や病院の機能分担がどんどん進み、病院に受診するためには、紹介状が必須になってきています。たとえば慶應病院の例がこちらです。

紹介状がない場合紹介状がない場合、医療費とは別に「選定療養費」として5,400円(税込)をお支払いいただくことになります。あらかじめご了承ください。

慶應義塾大学病院ホームページ

そもそも大学病院であれば毎日外来をやっているわけではないですし、上記のように紹介状を持たなければ別途費用が必要です。

ですから、風邪をひいたとか、お腹が痛いと言うだけでは、大病院にかかるのはほとんど現実的では無いのです。

そのように考えてみると、大学病院が家の近くにあることのメリットは、もはやほとんどないと言っても良いでしょう。

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まとめ

マンションの広告で、「病院まで徒歩何分」という広告に関しては、立ち止まって、よく考えてみる必要があります。

その病院は、紹介状なく気軽に受診できる病院であるのか、また1年も何回も病院を利用するような状況であるのかということです。

病院よりも、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ATM、スポーツジム、百貨店、駅、学校、飲食店などの方が利用頻度は高いでしょうから、そちらの方を重要視することも大切です。

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