レジデントナビと呼ばれる医学生就職説明会はリア充の集まりである

毎年、学生向けの研修病院の説明会が行われます。

一番有名なのは、民間医局を運営するメディカルプリンシプル社が主催している、レジデントナビ、略してレジナビ、でしょうか。?全国各地で開催されています。

これは研修医になる医学生向けの就職セミナーといった位置付けですね。

このレジナビでは、全国各地から研修病院が研修医の獲得のためにブースを設けているほか、病院見学する際の注意点とか、病院選びの要点なども説明されています。

全国的に研修病院を探している学生にとっては、ぜひとも参加しておきたいイベントになっています。

レジナビに参加するメリット

レジナビに参加するメリットは、全国各地の研修病院で働いている研修医や指導医、直接意見交換できると言うことに尽きるでしょう。

病院の概要や力の入れている分野などは、いまやホームページを閲覧すれば大体わかりますが、具体的に自分が働く姿というのは想像するのが難しいかもしれません。

実際にその場で働いている研修医の意見を聞くことによって、その病院で働いている将来の自分の姿をイメージしやすくなります。ですから生の声を聞くというのは非常に大切なことです。

では病院側からのレジナビの参加者というのは、どのように決まるのでしょうか。

レジナビに参加する研修医は、できる研修医ばかり

もちろん研修医というのは、当番や当直などで忙しいのが常ですから、まず第一優先は予定の空いている研修医と言うことになります。

そしてその次に大切なのは、研修医の中でも仕事に熱心で、できる研修医が選ばれるということです。

これは病院側の立場に立ってみれば当たり前のことなのですが、レジナビは研修医を勧誘する場であるわけなのですから、当然できる研修医を病院の代表として送り出したいものです。

そしてこのレジナビでは、研修医だけではなく、研修医の獲得を目指す研修医の統括責任者であるベテラン医師、または指導医クラスの医師が同時に出席することになります。

まさに、レジナビは研修病院の1日を知ることのできる貴重な雰囲気なわけですね。

レジナビに参加する意義

レジナビは本当に魅力的な説明会です。これは間違いありません。

でも少し立ち止まって考えてみます。問題は、本当の本当に研修するにあたって有意義な情報が得られるかどうか、ということなのです。

まずレジナビに出席する研修医は仕事に一直線で、日々の労働としてなるべく早く帰宅するとか、労働時間ということに関してあまり考えている研修医はいないように思います。

おそらく「この病院は忙しいですか?」と質問したとしても「忙しいのが当たり前」とか、「全然自分の時間が持てるよ」と言っておきながら、実際は当直が月5回なんてのは普通にあることでしょうね。

無論研修責任者の指導医クラスに同様の質問をしても、真実はわからないでしょう。

だって、彼らの使命は研修医を獲得することですから、何かにつけてポジティブなことしか教えないでしょうね。

ネガティブな話は出てこない

病院の中の人間関係が最悪で、うつ病の職員が続出しているとか、人格的に問題のある外科医がいるとか、そんな話は絶対に出てこないですよ・・・。

研修責任者や指導医クラスの重鎮がいる手前ですから、病院のネガティブな側面を話すこともできないですしね・・・。

ですから私のような、なるべく楽に働きたい、と思っているような医学生がレジナビに参加したとしても、おそらく得るものはあまりないでしょうね。

本音を言い合えるレジナビが理想

本当は残業したくない、オンオフをはっきりさせたい、と言う研修医向けに、もう少し「本音を言い合えるレジナビ」があれば良いのですが、表立ってそれを開催するのは難しいですし、学生としても参加しにくいですよね。

ちなみに医学生諸君、指導医の先生方、残業したくない、オンオフをはっきりさせたいというのは一方的な欲求ではなくて、ホワイト民間企業なら当たり前の環境ですからね。ここはきっちり押さえておきましょう。



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