医学書・原著(臨床医学)

臨床医学の原著ということになると、選択肢はかなり限られてくると思います。

というのも、1-2ヶ月の間、座学で学び続ける基礎系の分野に比べると、臨床系の学問というのは数週間の間隔で次々と試験が行われていきます。

また病棟実習になってしまえば、1−2週間の間隔でローテーションすることになりますし、また教科書をじっくり読む時間もありませんから、ますます腰を落ち着けて医学書を読むのは難しくなってくるでしょう。

ですから、臨床系の原著というのは、自分の専門分野以外に読みこなすのは難しいのではないかと思います。

ですから、すべての臨床医が持っていて損のない原著の教科書ということになると、下記のハリソンになるのかなぁといったところです。

★★★ Harrison’s Principles of Internal Medicine

2700ページにも及ぶ内科学の名著で、現在まで原著は20版近くまで出版されている。

内容は常に最新のものとなっており、臨床で役立つ実践的な内科学書である。

疾患の治療に関する説明は、薬剤の選択、薬理作用、副作用などが非常に詳細に書かれており、これらをまとめただけでも1冊の薬理本になりそうな勢いである。HIVや肝炎の治療に関しては読めたもんではない。

また分冊になっているとは言え相当ボリュームがあるので、携帯には向かない。内容量、重量感から考えてもあくまで辞書的に使うべき教科書である。

ちなみに原著18版の時点で、日本語版は第3版までしか出版されていないようである。最新の知見を手に入れ、将来に備えるためにも是非原著を購入される事をおすすめする。

★★☆ Blueprints Obstetrics and Gynecology

blue printsシリーズの産婦人科分野本。”a concise review”となっているが、医学部の臨床講義、病棟実習、試験対策など(特にstep2)いろいろな使い方ができるマルチな教科書となっている。step1対策としても高い評価を受けている。

内容量としては、医学部の臨床講義で学ぶ内容の8割をカバーいているといったところか。詳細まで丁寧に説明してあるというわけではないが、だいたいのことは書いているので使いやすい。

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先生まだ医局辞めてないんですか?

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