医局に所属している場合は人事によっていろいろな病院で勤務する必要がある

夜のニュース番組で、労働者の転勤について特集が組まれていました。

転勤によって配偶者や家族と離れ離れになってしまうのはもちろん、親の介護や子供の教育なども犠牲にしなければならない危険性があります。

このような転勤とは大学病院の医局に所属している医師にも確実に存在しています。

医者の世界にも転勤は存在する

私が会社に勤めたことがないので、一般的な転勤と言うものがどのようにして行われているのかはよくわかっていません。しかしながら医者の世界にも転勤と言うものは存在します。

例えばある大学の医局に所属した場合には、大学内の医局人事のなすがままに、いろいろな病院に派遣されることになります。巷では医局派遣と言われています。

どこに派遣されるかは、いろんな要因によって異なっています。

東京大学や京都大学と呼ばれる言われる有名な大学では、近畿地方や関東地方といった単位ではなく、西日本や東日本といった単位で転勤が行われることがあります。

例えば京都大学なんかでは、西は九州から、東は中部地方まで関連する病院があり、これら地域にある関連病院に転勤の可能性があります。

一方で首都圏にある小さい医科大学のような場合には、せいぜい転勤があっても隣の都道府県と言ったこともあるようです。

北海道なんかも、札幌を中心にして函館から稚内、釧路までのいろんな病院への転勤を命じられるのでしょうか。そのほか岩手、新潟、秋田、長野、宮崎・・・など面積の多い都道府県の大学医局はの医師はいろいろと大変そうです。

医局派遣に伴う負担

さて、家族に負担がかかったり、親の介護ができなかったりと言う点は医者もサラリーマンも同じです。

幸い医者の場合には、40代の後半や50代になってくれば転勤と言うものはほとんどないですし、本当に転勤が嫌であれば、医局に所属することを拒否したり、決まった場所で開業するという戦略をとることもできます。

サラリーマンの世界では、マイホーム購入と同時に転勤させると言うブラックな企業もあるようです。

どうやらマイホームを購入してしまったからには20年から30年に及ぶローンの支払いがあり、簡単には仕事を辞めないんだろうと言う目論見からのようです。ゆえに会社の意のままに労働者を好きなところへ派遣してしまうようなのです。

キャリアアップや、自分の能力の幅を広げるためには転勤は不可欠だと思いますが、可能なら自分や家族に負担のかけない範囲で転勤したいものです。

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医局派遣の際に個々の事情はある程度考慮される

たとえば女医さんで子供が小さかったり、同じ医局に所属していて夫婦などの場合は、ある程度勤務先・場所も考慮されます。親の介護の場合も、考慮されるのかもしれません。

ただ、医者夫婦であっても医局が異なる場合や、ただ単純に「この病院を希望します」というような希望は考慮されないことが多いですね。

ですから新婚の医師夫婦であっても、医局派遣によっていきなり別居状態になってしまうことも多々あります。

病院が変わった場合には、ほとんどのケースで転居が必要

医者の場合には、土日だからと言って必ず家に戻れるわけでは無いですし、平日の夜も呼び出しが頻繁にあります。

したがって通勤時間が1-2時間というのは、特に若手のうちは仕事を放棄しているに等しく、したがって病院まで少し距離がある場合には、病院の近くにアパートやマンションを借りて、生活する必要が出てきます。

現実問題として、病院から電話がかかってきて、病院に到着するまで1時間以上かかるようだと、病院側からもあまり信用されないですし、自分自身も辛くなってくるでしょう・・・。

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