医局をやめていった医師たちの4例に関する考察。医局やめてもOK!




医局を辞めるともう後戻りはできませんから、人生の中では非常に重要な決断となるわけです。

こう書くと医者はどんどん医局をやめにくくなるわけですが、実際は医局辞めたって死ぬわけじゃないですから、どんどん辞めても良いと思いますが・・・。

医師が医局を辞める理由は様々です。ここでは私がみてきた、医局を辞めていった3人の事例をご紹介したいと思います。

仕事に嫌気がさした40代医師

ある40代の先生は、大学病院に勤務している時に教授との反りが合わず、長年市中病院に派遣されていました。

市中病院では当直や休日の当番などで忙しく働かなければなりません。

若手医師のうちは向上心もありますから、激務に耐えて頑張ることも可能なわけですが、年齢を重ねてくると頑張り続けることはそう簡単ではありません。

当直や時間外の対応が、精神的にも体力的にもきつくなってきます。

やはり第一線の病院で働き続けるのはつらかったのでしょう。あるとき、その先生が医局を辞めると聞いて、医局員一同「やっぱりな」という思いを胸に抱きました。

そこで医局を辞めるにあたって、教授にどのように話をつけたのかということを聞いてみたのです。

身内に不幸があったので、ゆったり勤務できる病院を探したい」と言うことを、新しい異動先の病院が決まるか決まらないかぐらいの時に教授に言っていたようです。

もちろん本当に身内に不幸があったかどうかは、定かではありません。

勤務が辛いからといって医局側が何かしら考慮してくれることはありませんから、このように言い訳するしかなかったのでしょう。

医局としては、関連病院に派遣できるいわゆる駒がなくなりますので、医局員の減少は痛手なはずです。

教授自身もさすがに身内の不幸となると力ずくで慰留することもできず、全体的には丸く収めて医局を辞めることができたようでした。

その先生自体は今の病院でゆったり勤務できることにすごく満足されているようでした。

理由もなく医局をやめた30代の医師

ある30代の先生は、非常に仕事のできる先生でしたが、突然医局を辞めることを話されました。

その先生は突然医局を辞めるとおっしゃったので、私たち医局員は非常にびっくりしました。

どうやら奥さんや子供、両親など家庭内のの人間関係のことで凄く悩まれていたようでした。

ただし本当に家族のことが原因で転職したかどうかはわかりません。プライベートなことまでグイグイ質問できるような状況でもありません。

医局を辞めるとお話しされたときには、すでに新たな勤務先が決まっていたようでしたので、おそらく転職サイトを利用して新たな勤務先を決められたのだと思います。

この先生も理由の真偽はわからないものの、結果的には医局と敵対することなく静かに医局を去っていったといえそうです。

キャリアアップを目指して医局を辞めた20代の医師

これは私が市中病院に勤務していたときの話ですが、研修医を終えたばかりの20代の男性医師が、転職サイトを利用して都内の保険会社に就職したと言う話を聞きました。

彼は研修医としてすごく仕事のできる人間でしたが、どうやら病院をもっと高い視点から見ているらしく、大きな活動がしたいと言うようなことを話していました。

民間病院に忙しく勤務しながら何か別のことをやるのは難しいですから、自分の時間を持つために保険会社に就職したのかもしれません。

若くして自らのキャリア形成を考えるのはなかなか難しいことですが、彼自身は医局をやめることにあまり抵抗はなかったようですね。

夫の留学を理由に医局を辞めた女医さん

あるメジャー医局で、医師である夫を持つ女医さんは、夫の留学を機に医局を辞めざるをえませんでした。

夫がアメリカの大学に留学するとのことで、子供連れて数年間だけ海外で生活することを、自ら所属する医局に相談したそうです。

つまり留学期間中だけは医局に籍をおきながらも、勤務を免除してほしいというような内容です。

伝え聞くところによる、医局長から帰ってきた答えは「許容できない。医局を辞めて留学についていくか、辞めずに日本に残って働くかを選べ」とのことだったようです。

家庭内の事情お考慮してくれないなんて、なんともひどい医局です。

女医さんにとって不幸だったのは、このメジャー医局は多くの医局員がおり、関連病院への医師の派遣についてはあまり困っていなかったことでしょうか。

医局側としては医局員のイレギュラーな行動を許すと、組織の規律にも影響してきますから、あまりやさしい対応はできないということなのでしょうか。

次の勤務先を探すには、やはり転職サイトが有用

転職先を自分で探さなければならない状況においては、一つ一つの病院にアポイントメントを取るのも、有用な方法かもしれません。

しかし給与や待遇などの条件を自ら交渉するのは非常に骨の折れる作業ですし、良い条件が引き出せるとも限りません。

そういう意味ではそのような条件を交渉してくれると言う点で、医師転職サイトはきっと役に立つでしょう。

医局辞めても生きていける、、かも

2018.01.12

Sponsored Link







関連する記事



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。