学会に参加する意義は研究だけはない。観光する楽しみもある

毎年の学会はちょっと楽しみだったりするのです。

毎年日本各地、ときには世界で行える学会に行けるというのは、その土地の名所や食事を楽しむことができる機会でもあります。

ここでは、そんな学会に参加するときの楽しみについて、考えてみたいとおもいます。

国際学会といえばアメリカで行われることが多い

医療界で国際学会といえば、医療が進んでいるアメリカで行われることが多いです。アメリカで行う学会はアメリカの国内学会であるわけですが、実際にはその影響力から全世界の学会のような状況になっています。

したがって発表演題はアメリカ国内だけでなく、世界中から集まってくる現状があります。

また開催都市もバラエティーにとんでいて、大都市であるニューヨークやロサンゼルスではもはや手狭すぎるのかあまり開催される事はあまりありません。

どちらかと言うとそれよりも小規模な都市(といっても世界的には大都市ですが)、例えば大学がいっぱいあるボストン、フィラデルフィア、カリフォルニアや南部のヒューストン、アトランタ等で行われることが多いようです。

アメリカの他にも、アジア各国やヨーロッパで行われる学会に参加する場合もあります。これらの学会は、規模や専門分野へのインパクトという点ではアメリカには及びませんが、観光の観点からはヨーロッパの方が魅力的ですね。

国際学会における観光も楽しみ

日本からこれらの学会に行く場合は、もちろん自分の専門領域の見識を広めるという目的もあるのですが、ちゃっかり観光を楽しむ側面もあります。

アメリカの学会の場合はすごく楽しみなこと、というのはたくさんあるわけではありませんが、アジアやヨーロッパの学会であれば食事や歴史的施設など、楽しむべきところはたくさんあります。

国際学会に自分の発表演題を通過することができれば、旅費や滞在費を出してくれる病院がほとんどです。言ってみれば自分でお金を出す出さなくとも観光をすることができるようになります。

ただし審査を通過するだけの発表演題を応募することがなかなか難しいので、そう手軽に行けるものでもないのですが・・・。

全国学会

国内の学会でメジャーなものといえば、やはり年に一度行われる日本の全国学会になります。どの診療科でも、1年に1回は開催される、全国学会があるのです。

規模の大きい消化器内科や、循環器内科などでは、開催都市が東京や大阪、また大きなコンベンションセンターがある大都市(神戸、福岡、京都)などに限られてしまいます。

したがって規模の大きな診療科では、毎年同じような都市で開催されてしまうので、観光の側面からは何年も参加していると飽きてきてしまうんですよね。

また東京や大阪などでは、地元から参加する参加者も多いので、交通の便はよくとも観光と言う気分にはなれないでしょう。

東京から横浜の学会、大阪から京都の学会に参加したとして、果たして観光と言って良いのか疑問でもあります。

それよりも小規模な専門分野や、循環器の中でも下肢の静脈に絞った学会、消化器内科の中でも例えば胆嚢炎だけにテーマを絞った学会などになると、地方の県庁所在地レベルの都市で行われることもあります。

その場合には、馴染みのない全国各地に行くことになりますので、行く楽しみがあるというか、観光する楽しみもあります。

観光シーズンの学会開催は困る

あと困るのは、観光シーズンの学会開催でしょうか。

ある学会は仙台で行われる予定だったそうですが、人気アイドルグループのコンサートと学会期間がかぶっていて、ホテルが確保できずに中止になった経緯があるようです。

同様にある学会は11月の京都で行われたのですが、紅葉シーズンの京都ではホテルの確保が非常に難しく、京都の学会に参加するために大阪のホテルから学会会場に向かったというような話も聞きました。

この場合にはホテル代も高くついてしまいますから、観光シーズンの学会開催も考えものなのです。

 

地方会っていうのもある

全国学会よりも小さなレベルの学会には、地方会と呼ばれるものがあります。これは北海道や東北地方、関東地方などといった日本の地域ごとの学会になります。

これぐらいのレベルになると参加者の人数も限られてきますから、大都市で行う必要もなくある程度小さな都市のホテルの会場で行うことも可能になります。

発表されるテーマは実験的、先進的なものが多く、すぐ論文になるというような演題はないですが、発表者も参加者も肩ひじはらずに参加できる、お手軽な学会といえるでしょうか。

 

学会の規模や目的にはいろいろなものが存在する

2017.08.27

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