年があけると医局人事が発表される時期ですね

年が明けてから、1月いっぱいの間は、各診療科で4月からの人事が発表されるころであります。

悲喜こもごもの医局人事

この医局人事と言うのは、企業で言うところの人事移動に当たります。いろんなエピソードがあります。

嫌な思いをしながら働いていた大学病院を離れて、晴れて希望する民間病院に就職できる先生もいれば、入れ替わりで、働きたくないのみ大学病院に戻される先生もいます

若手の先生のあいだでは、泣く泣く地方の病院に飛ばされてしまったり、非常に付き合いにくい先輩の先生がいる関連病院に飛ばされてしまう先生もいます。

この辺りは、医局の上層部が決めた指示に従うしかないですから、まさに運命といったところです。若手医師にとっては、経験を積むためには医局に残るしかないですから、涙ながらに派遣先に向かっていかなければなりません。

医局人事の決まり方

私は医局人事を決めたことがありません。ですからすべて推測になります。

まずは前年度の秋頃から、各医局員に、アンケート用紙が配布されます。医局員はその紙に、来年度希望の勤務病院や、家庭の事情、そしておおまかには将来的にどのような医師のキャリアを考えているか、といことを書くようになっています。

これに必要事項を書いて医局に送り返します。これをみながら、人事を担当している上層部が、医局員の人事を決定していくわけです。

よく人事を決めているのは、医局長と呼ばれる医局を取り仕切る人間や、教授や准教授などの権力を持った人間になります。

もちろん大前提としてあるのは、大学病院や関連病院含めて、安定的に運営ができるような体制を目指すことです。

例えば関連病院に、10年目の先生の代わりに3年目の先生をよこす事はありません。10年目の先生と3年目の先生ににとって、自分自身でできる仕事の幅は違いますから、3年目の先生を送られた関連病院は残りの医師の負担が激増して、たまったもんではないでしょう。

ですから、ある病院から6年目の先生が異動になる場合には、代わりに同じ経験年数位の医者がどこか違うところに赴任するものです。そういう風に、人事というのは案外計算されていたりもしますね。

ただし常にどこの病院でも理想的な人事異動が行われるわけではありません。

医局長に気に入られておくのは大切

人事権を持った人が、特定の医局員を快く思っていない場合には、快く思われていない医局員は、遠く遠くの地方病院に飛ばされてしまうかもしれません

一方で自分と仲の良い医局員がいれば、自分のそばに置いておきたいと思うがゆえ、人事を優遇するかもしれません。

女優さんやグラビアアイドルでも、仕事を獲得するために自らの体を得ることもあるようですから、女医さんも色仕掛けに出ているかもしれません。

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先生まだ医局辞めてないんですか?

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