患者さんが医者に言ってはいけない4つの言葉。それだけは避けたい

病院の中はストレスが渦巻いていますね。患者さんが怒りっぽくなってしまうのも当然です

しかし医者側が困ってしまう、または不信感を持ってしまうような言葉をかけられると、我々も参ってしまいます。

医者と良好な関係を築くために、患者さんが避けた方が良い言葉について考えてみます。

患者さんの怒りの原因は大抵はささいなことである。その原因と対策

2017.10.28

「知り合いの偉い先生に聞いたんですけど」

このような、知り合いの医者の言葉・権威ある人のはなしを持ち出してくるタイプの患者さんは結構多いですね。

患者さんの中には、純粋に質問している方もいれば、権威のある医師の言葉を持ち出して、診察している医師より優位に立とうとしている患者さんもいるように感じます。

ただし大抵の場合、このような権威ある先生は全く専門外であったりして、患者さんへのアドバイスも間違っていることが多いです。

本当に知り合いの偉い先生の言っていることが正しいければ、目の前に座っている私のような医者ではなく、その偉い先生が診察していることが多いでしょうからね。。

こういう言葉をかけらると、ほとんどの医者は快く思わないでしょう

だったらその医者の元で治療を受けてこいよ」と思ってしまったりもします。したがってこの言葉は禁句ですね。

 

「ところで先生私は・・・」

初診の患者さんに多いです。

聞かれたこと以外のことを延々と話されると、こちらはすごく困ってしまいます。

どこの病院でも、どこの診療科でもそうですが、外来はまさに時間との勝負です。

私たちは患者さんから必要な情報だけを抜き取って、その情報から必要な検査や処方を考えだし、最短ルートで実行しようと試みています。

したがって、聞かれていないことを答えたり、関係ないことを延々と話したりする患者は、迷惑以外の何者でもありません。

もちろん医師-患者関係のこともあるので、表面上はニコニコ聞いていますが、関係ない話をされるとうんざりしてしまいます。

医者の中には、話の長い患者に対して「聞かれたことだけ答えください」という言葉をかける勇気ある先生もいるようですが、私にはそこまでの勇気はありません。。

「どうしてこんなに待たせるんだ!」

外来で診察をしているとよくある発言です。外来ですごく待った患者さんに不満を述べられることがあります。

外来診察というのは大抵予定時間通りに行かないものです。人間を相手にしている以上、いろいろと予想外のことが発生します。

予定していた検査が後ろに遅れる、5分で終わる予定だった診察が、思いもしない所見が見つかって20分かかるなんてことはよくあります。

加えて予約外で患者さんがやってくれば、それらの患者さんも診察しなければなりません。

そもそも予約の数が異常であるという説

そもそも、患者の絶対数が多いために、あらかじめ無理な予約が組まれていることもあります。

ある知り合いの地方病院では、30分に6人の予約が入っていました。単純計算で1人5分と言うことになります。

患者さんの診察に5分、処方に1分、カルテ記載に3分としても、一人あたり9分間かかってしまいます。

そもそもこの間に電話したり、患者の出入りがあったりするわけで、この想定自体が無理なわけですが、それでも一人当たり4分の遅れがすでに発生しています。

これはすべての患者さんが極めてスムーズに診療を終えた場合の時間であって、これが他にもしイレギュラーなことが起きれば、どんどん遅れは長くなっていきます。

最初から無理な予約が組まれている場合は、必然的に遅れが発生します。

医者だって、なるべく遅れが出ないようにフル回転で診療しているわけですが、それでも仕方なく遅れてしまうわけです。そこを責められてしまうと、すごく悲しい気持ちになってしまいますね。

「訴えてやる」

こんな敵対する発言をする患者さんがいるのかと思いきや、ちゃんといるんです。

何かしら気に入らないことがあるたびに、訴えてやると罵倒し、なんとかよくしてもらおうとしている患者さんはいますね。

その時点で医療者側と患者側の信頼関係は破綻していますから、医者側はこれ以上積極的に関わらないようにするしかありません。

この言葉は必ずやカルテに記載されますし、言われた側は忘れることはないでしょうから、こんなことを言ってしまったら最後、病院を変えてしまった方がお互いのためでしょうね。

医者に気持ちよく診察してもらうため心がけるべきこと。難しい側面もありますが…

2018.01.18



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