東邦大OB医師らの集団暴行 医師の社会的地位が異常に上がった?はウソ

 東邦大OB医師らの集団暴行

埼玉県警が16日(2017年2月)逮捕したのは、船橋中央病院の医師、上西崇容疑者(31)、東京慈恵会医科大附属病院医師、松岡芳春容疑者(31)、東邦大学医学部6年の柁原龍祐(かじわらりゅうすけ)容疑者(25)の3人。3人は東邦大学医学部の卒業生とその後輩だ。

http://news.livedoor.com/article/detail/12698518/

また暴行事件

 

また医者や学生による女性の暴行事件が起こってしまいました。酒に酔わせて女性を強姦するのは立派な犯罪です。人間ゆえ一瞬の判断のミス、というのは起きてしまう可能性は十分あります。

私だって不用意な発言が患者さんを立腹させてしまったことはありますし、1日中後悔するような発言をしてしまったこともあります。

しかしながら医者という職業は、一瞬の判断が常に問われます。ましてやヒトを傷つけてしまうような行為は擁護のしようがありません。

医者の地位があがった?

一方、のこのこ出かける女性もどうかと思うが、コメンテーターの夏野剛(慶応義塾大特別招聘教授)は「この20年間の経済不振のなかで医師の社会的地位が異常に上がってしまった。女性からすると経済的に苦労しないで済むと思うのか、医師と結婚できたらと考える。そんな背景があるのではないか」と指摘している。

またバラエティー番組のよくわからないコメンテーターが、適当なコメントをしていますね。

医者の地位は下がっている

医者の地位があがったなどという話は、全く聞いたことがありません。むしろ患者さんたちも我々利用者側とほとんど変わらないだけの情報を手に入れることができるようになりました。さらにインターネットの発達や週刊誌などの間違った情報に踊らされた患者たちからのクレームの嵐です。

モンスターペイシェンというような話を聞きますが、外来で怒鳴られたり、入院患者に文句言われたりすることは珍しくないですし。治療法が間違っているとか、処方がまちがっているなどと見当違いの批判をされることもしばしばです。

さらに医療界に限らず権利意識の高まりによって、いろいろなことに説明と同意が必要になりました。なにかしら検査をするにも同意書が必要です。私自身は現代人としてしっかりと説明することは重要なことだは思いますが、そのせいでなにが起こっているかというと、一人の患者の診察時間がどんどん長くなり、医療者側の時間的な負担は増しています。

その結果が、昨今の医療訴訟の増加や、週刊誌による医者の罵倒につながっているわけですね。さて地位の上がった職業が、訴えられたり罵倒されたりするでしょうかねぇ。

昔はおおらかな時代だった

50−60代の先生方の話を聞いていると、昔は本当におおらかな時代だったと思わせてくれます。酒を飲んで患者の診療に当たるとか、初歩的なミスをして謝罪したところ、患者さんから「まあいいよ先生」といって良好な関係が保てたと聞きます。いまこんなことが起これば即効で厳重注意か訴訟ものです。

問題なのはテレビに出てくるような文化人気取りが、まちがった発言をしてしまうことです。

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先生まだ医局辞めてないんですか?

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