病院食はやっぱりおいしくないですよね

入院している患者さんは、当然病院で出される食事、いわゆる病院食を食べるわけです。ただこれを食べない患者さんも結構います。

入院している患者さんの食事量は重要

どの診療科であってもそうだと思うのですが、入院中の患者さんの食事量と言うのは結構重要です。

放射線や抗がん剤などのがん治療をしている場合には、当然食欲が落ちます。

また肺炎や感染症などで治療してる場合にも、体はだるいですから、食欲は落ちてきます。

加えて外科の患者さんで、腹部の手術をしたような場合には、食事をどれだけ食べられるかということが、まさに患者さんの回復の目安にもなってきます。

ですから上に述べたような、入院患者さんの食事量というのは、患者さんの状態を表す一種の大切なバロメーターなわけですね。

ただし、中には病院食はおいしくないから食べたくないと言う人がいます。

病院食を食べない患者さんも多い

基本的には、病院食と言うのは病院の中で調理されているわけですが、入院患者さん向けの料理なので、味を重視しているわけではありません。

塩分は控えめで、味付けも薄めです。

また野菜は多く、肉や魚類は少なく調理されていますので、普段グルメなものを食べ慣れている人にとっては、物足りなく感じてしまうでしょう。

食欲はありますか?とよく聞く

入院患者さんの診察をするときには、挨拶がわりに、

食欲はありますか

とよく聞くようにしています。

出されたものは全部食べてますと言う患者さんもいれば、病院食が口に合わないとはっきりおっしゃる患者さんもいます。

中には、答えにくそうに、食欲はあるんだけれども…と言うようなことをおっしゃる患者さんもいます。

おそらく病院食が口に合わないのだろうと推察します。

食べたいものを食べてください

私自身は、がん治療している患者さんをよく診察するのですが、基本的には食べたいもの食べてくださいと言うようにお話ししています。

今や病院の中には、コンビニエンスストアや、レストランみたいなものが入っていますから、ひとまずそこで食べたいものを食べれば良いと思うのです。

何も食べなければ、体力がどんどん落ちていきますし、必要な治療を続けられないこともあります。

それくらいになるのであれば、少々ジャンクなものでも、どうぞ食べてください、といったところでしょうか。

ただ全員が好きなものを食べれば良いと言うわけではありません。腎臓病の患者さんでは、タンパク質を制限することが必要ですし、糖尿病の患者さんであるが、カロリーを制限することが必要です。

病状によっては、非常に厳格な食事のコントロールをする必要が出てくるので、あくまで、食べるものに制限がない人はという前提条件がつくのですが。

点滴も良いことばかりではない

食事が食べられなくなると、臓器の機能を維持するために、点滴を行うわけですが、点滴は良いことばかりではありません。

普段食事を消化している胃腸などの消化管が動かないわけですから、下痢になったり、便秘になったり、感染症になりやすかったりと、食事を食べるのであれば食べたほうが絶対に良いです。

さすがに病院食が食べられなくなって、点滴した人はいないですけどね・・・・。

医者も病院食はあまりおいしいとは思わない

 

私自身も、こちらでも書きましたが、病院食というのはあまりおいしそうに見えません。

当直中に医者が食べているもの

長年病院に勤務していることによって、臭いとか、食事に対してなんとなく受け付けないようになってしまいました。

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先生まだ医局辞めてないんですか?

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