最近では医学部に入学する女性、そして医師になる女性も増えてきました。
男女平等が叫ばれる現代社会にあっても、男女の雇用に関しては今も格差がありますね。
医師は女性でも男性と同じように稼げる職業ではないかと思うのです。
働き方はいくらでもありますから、女性のみなさんは迷ったら医者でいいんじゃないでしょうか?
医師の仕事は同一労働・同一賃金
医者は、基本的に同一労働・同一賃金です。
医者の職業においては、同じ役職の同じ専門分野の医師が診療を行う場合には、基本的に性別は収入には影響してきません。
また内科の一般外来やアルバイトの当直業務など、ある程度経験を積んだ医師であれば誰でもできるような業務の場合には、医師としての経験年数や性別は問われません。
もちろんよっぽどのスーパードクターが手術をする場合には、その技量に応じて報酬が支払われることになるでしょう。
ただ、それはかなり特殊ケースといって良いでしょう。
ただし給与に差がつかないのは、あくまで1日・1週間単位のアルバイト勤務であって、常勤医師の場合は経験年数で給与の差がつけられていることはしばしばですね。
医師4-5年目くらいで、身の回りの業務について指導を受けなければならない若手医師の場合、どうしても業務の幅が狭くなります。
一方で医師20年目くらいで大体の業務を自分の裁量で行えるとなると、当然後者の医師の方が給与は高くなりますね。
このほか専門医資格を持っているかどうか、指導医資格を持っているかどうかなどによっても収入の多少は変わってくるかもしれません。
妊娠や出産を経ても稼ぎやすい
また、医師という職業は妊娠・出産を経験する女性にとっても働きやすい側面があるかと思います。
一般の企業に勤務している女性の場合だと、妊娠や出産を契機に退職する女性が多くいると聞きます。
職場復帰したとしても、フルタイムで働くことがなかなか難しく、収入が下がってしまったり、会社にいずらくなったりと色々とプレッシャーを受けることもあるでしょう。
女性医師は多種多様な働き方が可能
一方で医師の場合には、ある程度の専門性を持って働くような場合には働き口が多く用意されていますね。
いまは医師不足ですから、午前中だけの内科外来、週1日だけの皮膚科外来などなど、子育て中の女医さんにとっても働きやすい求人がたくさん用意されています。
もちろん医局に所属しているような場合には、医局が子育て中の女医さんにとって働きやすい環境を整えてくれることが多数ですから、これもまた心配ありません。
昨今の大学病院内の医師不足は深刻であり、医局側としても妊娠・出産をする女医を簡単には手放したくないのです。
また専門性を問わなければ、美容形成関連のアルバイトや健康診断、公的機関での勤務など働き口は選び放題ですね。
これらは企業に縛られ、退職を余儀なくされる会社員とは対照的ですね。
パート・アルバイトの収入が良い
小さいお子さんのいる女医さんだと、フルタイムで働くのが難しい場合があるかと思います。
そんな場合には、午前中だけ、週1日だけと言った非常勤勤務、パートタイム勤務を行う場合が多いかと思います。
自分の専門領域の外来をする場合などは、小さいお子さんがいる女医さんであっても、経験豊富な男性医師ともその報酬は変わらないわけです。
小さいお子さんのいる女医さんが、パートタイマーとしてアルバイトの勤務をこなすことで時間的な融通が効くのです。
そして幸運なことにこのパートタイマーの仕事であっても、お給料は非常に恵まれています
相場としては半日で50,000円から70,000円、1日あたりとしては100,000円と言うのが標準的な報酬でしょうか。
未来の展望
昨今では医学部の中における女性の比率は高まってきているようです。
おそらく10年ほど経てば、病院の中での女医さんの比率というのはぐんと高まっていることが予想されます。
男性と同等の給料を稼ぐ点では、医者は女性にとって魅力的な職業と言えるでしょう。
また妊娠や出産を考えた場合にも、離職するリスクは低いと言えるかもしれません。
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