医者夫婦の住宅購入について自らの経験を元にかたる

医者夫婦の住宅購入事情について、書いてみたいと思います。

私たち夫婦は5000万円のマンションを購入しました

医者夫婦の場合は、年収が高いので、住宅購入にも余裕があります。私たちは、首都圏の駅近接の5000万円の住宅を購入したわけです。

一般のサラリーマンの家庭では、5000万円という金額は、一生に1度の買い物と言うことになってしまうでしょう。もしかしたら年収を考えると5000万円のマンションを購入するのにも、住宅ローンが組めない人がいるかもしれません。

ただし医者夫婦の場合は少し事情が違ってきます。5000万円のマンションも、一時的なものとして購入できてしまうわけですね。

事実、私たちはこのマンションに住んで、10年くらいでローンを返済して、それと同時に賃貸に出すか、中古で売却するかを考えています。

幸い不動産価格がバブル並になる前に購入できたので、購入価格と同じくらいか、ちょっとマイナスになるくらいで売却できるだろう、と踏んでいます。

5000万円のマンションを購入するためのマネープラン

あまりいろいろと資金計画を練ってマンションを購入したというよりは、いろいろみて回っている中で気に入ったマンションがあったから購入したという感じです。

すごく単純計算ですが、頭金を1000万円、両方の親からの援助を1000万円として、残りの3000万円をローンで組みます。

夫婦どちらかだけの収入で生活していくとなると(それでもまずまず余裕のある生活になりますが)、もう片方のすべての収入をローン返済に回していますから、お互いフルタイムで働き続ければ、だいたい5年くらいで返済できてしまうのではないか、というような算段です。

もちろん、ローンは10-20年くらいで組んでいます。

住宅ローンの審査について

他の医者夫婦には多様なパターンあり

さてそんな医者夫婦の住宅事情ですが、子供の有無にかかわらず、まずは賃貸っていうのは鉄則ですね。

一方で、親からの贈与や資金援助で、研修医と同時に分譲マンションを与えられ夫婦もいます。

確かに私立大学の医学部などに通っている場合には、学費時代で数千万円必要ですから、家庭の経済環境として、マンション1部屋なんてのは、負担ではないのかもしれません。

そのほか私たちのように、賃貸→分譲マンションに行く人もいます。8000万円くらいのマンションを購入した夫婦もいますね。

勤務地の問題をどう捉えるかが、重要

いずれにしても若い夫婦の場合には、医局派遣による転勤の可能性がありますし、医局に所属していなくとも、住んでいる場所が変わってしまうことがあります。

ですからよっぽどのことがない限りは、まずは首都圏では資産価値の維持しやすいマンションを購入するというのが一般的な流れかもしれません。

さて年齢を重ねてきて、40代と50代位になってくると、勤務する病院も固定されてきます。この頃になると、自らクリニックを開業した医師や、医局人事を離れて療養型の病院に就職する場合もあると思います。

そうすれば事実上、人事異動とは無縁の生活になりますから、晴れて一軒家を購入しようかと言う段階になるかと思います

実際に40歳を超えてから、ある程度働く場所に目処がついてから、一軒家を購入する夫婦が多いように思います。

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源泉徴収票を再発行してもらう

住宅ローンを借りる際には、年収を証明するための源泉徴収票が必要になる場合があります

住宅ローンの審査では原本が必要

住宅ローンの申請の際には、収入を証明するものとして、源泉徴収票の原本が必須になるようです。

私は毎年確定申告していましたので、確定申告のコピーをみれば、どこの病院からいくら給与所得があるか、というのは一目瞭然なのですが、銀行側はそれだけではだめのようです。

確かに考えて見えれば何千万円も大金を、リスクがあるかもしんない人に貸すわけですから、信用の元となる情報は必須なのでしょうか。

医者における住宅ローンの審査について

e-TAXであれば良いらしいけれども・・・

銀行の担当者に言われたのは、e-TAXであれば、それで代用できます、とのことでした。

e-TAXの場合は源泉徴収票を手元に置きながら確定申告ができますから、住宅ローンの審査もスムーズのようです。

ただし私たち夫婦は、パソコンに1年間の収入や経費を打ち込んでそれを印刷、税務署に郵送というかたちをとっていたので、残念ながら源泉徴収票が手元にありませんでした。

ですから、源泉徴収票を面倒ながらも、各病院に電話して新たに取り寄せる必要があったわけです。

源泉徴収票の再発行は実は簡単だった

実はこの源泉徴収票は、簡単に再発行してもらうことができます。

医者として働いている場合には、アルバイトをしている医師では、いくつかの病院から収入を得ている場合もあるかと思います。

ですから、源泉徴収票を複数の病院からもらっていることも少なくありません。

複数の病院に源泉徴収票の再発行お願いするのは少々めんどくさいのですが、自分に電話すればどこの病院もおおよそ1週間以内で再発行して手元に届けてくれます。

おそらく同じようなことをしている労働者が多いためだと思いますが、源泉徴収票は意外と簡単に発行できるものなんだなぁと思いました。

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住宅ローンの契約をしてきました

さて住宅ローンの契約をしてきましたので、その一部始終でもお伝えしたいと思います。

契約は平日の昼間から

私たちは中古物件を購入したので、主に不動産の仲介会社の方がいろいろな手はずを整えてくれました。

不動産会社の担当者と打ち合わせしてみたところ、住宅ローンの融資は、融資銀行で平日に行うのが一般的であるとの事でした。

確かに銀行業務は平日しかやっていないので、私たちが銀行に平日に赴くしかないんですね。

ですから、病院の同僚や上司に頼み込んで、その日は午後から有給を取得しております。これも結構つらい。

共働きだからといって、土日や平日の夜遅い時間に融資を受けるのは難しいようでした。

契約は昼からで、振り込みの依頼書やローン契約の書類に何回も署名と捺印を行います。私たちが立ち会いのもとローンの支払いが行われるようでした

手続きには時間がかかる

1秒以下の単位で多額の為替や株式が取引されていたり、オンラインバンク全盛の時代に、手書きの振り込み依頼書を使うのはやや時代遅れの気がしました。

その振り込みも手続きに約1時間程度かかっており、都市銀行といえども時代から取り残されている感がありました。

それに人の手や確認だと、必ずどこかでミスが起きる可能性があります。まあこれは病院で働いている人間なら痛いほど痛感しているのですが・・・。

ローンが銀行側から私たちの口座に振り込まれた後、すぐに全額が売主側に移動されます。

この移動もなかなかスムーズではなく、数十分ほど待たされることになりました

全ての手続きが終わるまでに、約3時間程度かかりました。自分が数千万円の借金を背負うったとは思えないほど、あっさり終わりました。

面倒な手続きは司法書士におまかせ

面倒な書類の手続きなどは、司法書士に任せました。

マンション購入の本には、書類手続きなどは自分たちでもできると言うような記載がありました。

ただし見慣れない書類を扱うストレスをもちろんのこと、それらの関係各所に提出しなければならないストレスを考えると、お金お時間で買った方がトータルのコストが安くなるのではないかとの判断になりました。

最終的には私たちが住宅ローンを借りるということにおいて、有給を使って仕事を休んだのはたった半日だけであり、やりとりがほとんどインターネット上で行えるのはいいことだなぁと思いました。

これが地方銀行でお金を借りていたならば、何回も窓口に足を運ばなければならなかったでしょう。

そういう意味では住宅ローンはやはりインターネット環境、オンラインでの手続き環境が整った都市銀行で借りると言うのは正しい選択かもしれません。

ローン返済は楽々

私たちが利用した金融機関では、毎回のローンの支払いは銀行口座から引き落としされます。

また繰上げ返済に関してもオンラインから可能で、手数料もかかりません。

このような利用者にとってのメリット、というのは、都市銀行の方が有利なのかもしれません。

特に医師の場合は、ローンの審査自体は全く問題ないと思われるので、ひとまずは使い勝手の良い銀行の住宅ローンに申し込みしてみることをおすすめします。

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昨今の住宅ローン事情

私たち夫婦も遂にマンションを購入することになったわけです。

トータル5000万円借用

さすがに全てキャッシュと言うわけではいかないので、銀行から住宅ローンを借りることになります。

私たち夫婦は、物件価格6500万の新築マンションを購入することにしました。頭金が1500万円で、5000万円はローンです。

共働きで妻も私と同じくらい稼いでいるので、住宅ローン減税や妻の将来の産休などを考慮して、ローンは私が3000万、妻が2000万円としました。

マイナス金利時代はお得

詳細は別に書きますが、マイナス金利時代の現在では、住宅ローンの金利はあってないようなものです。

10-20年固定でもせいぜい1パーセントなので、住宅ローン減税の恩恵を受けることができれば、年数によっては実質的な金利は0だったりします。

早くから物件を購入しておくの良い選択肢かもしれない

住宅ローンを借りようと思ってみて初めて気付いたのですが、実質的な負担はゼロである以上、働きはじめて最初から値上がりの期待できるマンションをローンを組んで購入しておくというのも、現実的な選択肢かもしれません。

何もこれは医者と言う職業に限ったことではありませんが。

実際のところは物価上昇なんかも加味すると現実的にはほとんど賃金上昇などもありませんが、かなりの好条件でお金を借りることができます。

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医者における住宅ローンの審査について

私たちが住宅ローンを借りることに決めた、ある都市銀行から住宅ローンの審査に関して事前調査の電話が来ました。

医者というめんどくさい職業

この医者と言う職業はなんともめんどくさいもので、年収は1000万円近くあるものの、勤続年数がわずか1年だったりすることもざらにあります。

というか、住宅ローンを借りるくらいの若手医師は、勤続年数は長くても3年とか、4年くらいになるかと思います。

おまけに、大学病院に勤務している場合には正職員でなかったりして、自分の身分を説明するのにも一苦労です。

例えばこんな会話になるわけです。

銀行担当者「〇〇さんは非常勤勤務ということは、正職員になるまでにどれくらいかかりそうですか?」

医師「そうですね、、たぶん10年くらいですかね

銀行担当者「えっ!・・・・では、非常勤職員ということで、アルバイトをされているわけですね。これは、土日に行われている不安定なものということですね?」

医師「いえ、病院公認のアルバイトで平日にやっています

銀行担当者「えっ!・・・・では、先生は医局員でないということですね。」

医師「いえ、医局員です」

銀行担当者「えっ!・・・・そうですか。先生は勤続年数1年ということですが、前の病院では5年くらい勤務されていたということですね?」

医師「いえ、1年です」

銀行担当者「・・・」

とまあこんな感じになるわけです。

ちゃんと収入があることを説明するのに労力が必要

このような医者の現状を説明するのに、非常に多くの労力を使いました。

勤続年数が短くある傾向にはありますが、そのことに関しては、もちろん銀行側や保証会社はわかっているらしいですね。

そしてそれらのことに関しては、医局に所属しているかどうかということが重要のようです。

フリーター医師だと継続して同じような収入があるかどうかはわからないということなのでしょうか。

したがって彼らと話すなかで、どうやら実際にローンを組む人間の名前をGoogleで検索し、ちゃんと大学病院や所属している医局、はたまた働いている市中病院に名前が掲載されているかどうかということに関しても調べているようでした。

信用調査ということに関してはおそるべしですが、銀行にしてはローテクだなぁ・・・という気もしますが。

医師だったらだいたい審査は通る

最終的にはやはり医師免許と言うものがダイヤモンドのような輝きを発して、私たちが申請した複数の銀行すべてで、住宅ローンの審査を無事とることができました。

まあ銀行側もそれは承知なのでしょうか。ぶっちゃけ医局をやめたって、収入は下がるどころかupすることがほとんどですし、医局所属の有無は大した問題ではない気がしますが。

ただ金額が大きすぎたり、大学院生で絶対的な収入自体が少なかったりすると、稀に断れられてしまうことがあるようです。

ちなみに私は住宅ローンを借りた当時は大学院生でしたが、あまり突っ込まれずにローンの審査を通ることができました。

ひとつ思ったのは、銀行側が「奥さんは産休をとったときに給与がでますか?」と聞いてきたことですね。

確かに妻が妊娠、出産すればこれまでのマネーバランスは一気に変わりますから、銀行のいうことを聞いて、初めて妻が仕事を休職した場合について考えさせられました。

住宅ローン審査は苦労せず

私たちがローンを組んだ時は、世帯年収が約1.900万円。そして借入金額が概ね3.000万円でしたので、金額だけ見れば世帯年収の1.5倍くらいでしょうか。

年収500万のサラリーマンが750万借金するようなものなので、金額的には楽勝でした。

といっても人生初めての高額な借金の訳で、ハンコを押すときには非常に緊張しましたけれども・・・・

仮審査を通って、本審査が通るまで、だいたい1ヶ月くらいかかってしまうので、住宅購入が割と近い日時に決まっている場合は、ひとまず住宅ローン一括審査申込をすることで、時間的な余裕ができてくるかと思います。

私たちも、3-4の銀行に一斉に仮審査を申し込み、審査が行われている間にどの銀行の住宅ローンにすべきかどうか、迷っていました。

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住宅ローンはどこから借りるべきか

さて私たち夫婦も、物件の購入を決めてからは、どのような形で住宅ローンを組むかということに色々と思いを巡らせました。

最終的にはとある都市銀行から3000万円を融資してもらう形にしました。

金利は都市銀行の方が安い

最初は自分で銀行を選ぶのも時間がなくて面倒だし、不動産業者の言われるままにしようと思っていました。不動産業者が提示してきたのは地元の地方銀行でした。

そこでは10年固定が1%という金利だったので、住宅ローン減税を考えれば、実質的な負担はゼロになるなぁなどと考えていました。

ところがいろいろな銀行のことを調べていくと、住宅ローンの金利は全体として都市銀行の方がやすい傾向になっています。

考えてみれば当たり前のことですが、東京に本店をもつメガバンクの方が経営体力はあるはずですから、必然的に顧客にとって有利な安い金利を提供することができるはずです。

具体的には、最初に勧められた地方銀行の10年固定の金利が、メガバンクの20年固定の金利とほとんど同じでした。

繰り上げ手数料無料、オンライン対応なども都市銀行に軍配

その他にも私が感じたのは、繰り上げ返済手数料が無料だったり、一つ一つの手続きに対してわざわざ銀行に出向かなくても良いと言うメリットでした。

つまり手続きがある程度オンラインだったり郵送で行える事が大きなメリットだと感じました。

私たちは夫婦共働きで働いているので、銀行の営業時間内に逐一店舗に出向くのはかなりの負担になります。

そのような点では、契約時だけに実店舗に足を運べばよいメガバンクのやり方は非常にありがたいものでした。

これも考えてみれば当然の事なのですが、全国の顧客を相手に経営しているメガバンクの方が、インターネット環境での手続きを整えると言うことに関しては、メリットがあるはずです。

地方銀行を選ぶメリットとは

自分が住んでいる土地の地方銀行のメリットと言うのは、住宅ローンを選ぶ中でよくわかりませんでした。

確かに店舗の数は多いですが、平日の日中に足を運ぶほど残念ながら私たちは時間があるわけではありません

また日々の返済を行っていく中で、わざわざ実店舗に足を運ぶこともないでしょう。

もちろん金利と言う面では、メガバンクとは勝負になっていないようでした。

事業をしてして、決め細い対応とか、事業の相談などが必要の場合には、地方銀行というのは心強い存在なのかもしれません。

ネットバンキングなども有望

都市銀行の他にも、ネットバンキングなどでは、店舗に足を運ばなくとも契約までできてしまう銀行もあるようです。

私たちは最終的には主に金利の面からネットバンキングを選びませんでしたが、場所を選ばず店舗がなくても契約できる銀行として、ネットバンキングも有力な選択肢になり得るのではないかと思います

自分で住宅ローンを借りる銀行を選ぶべき

というわけで、住宅ローンを借りる銀行選ぶ際には、是非不動産業者の勧められるままではなく、ご自分で検討してみることをお勧めします。

不動産業者の言われるがままの銀行を選んだとしても、必要書類を準備するのはご自分ですし、行うべき手続きも同様です。

それに比べれば金利の違いと言うのはかなり大きな金額の変化となって跳ね返ってきます。

私たちもいくつかシミレーションしてみましたが、保証料や諸手続きの金額と言うのは大したことなく、むしろ小数点以下の金利の違いが、トータルの返済額に大きく響いていると言う印象を受けました。

もちろん、このあたりは借入金額に影響を受ける部分ではあると思いますが、詳細は割愛します。

したがって借入額がある程度大きくなるのであれば、住宅ローンの金利だけを見て決めてしまうのも、間違った選択ではないかと思います。



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