マンションの広告にある「病院まで徒歩○分」というフレーズ

新築マンションの広告などを見ていると、「病院まで徒歩○分」と言うような宣伝文句を見かけることがありますね。

果たしてその宣伝文句の本当のメリットはどれほどなのでしょうか?少し考えてみたいと思います。

病院に近いことのメリット

1番のメリットは、体調が悪くなったときに、すぐに病院にいける、と言うことでしょうか。

当然20分歩いて病院に向かうよりも、徒歩2分で病院に到着できた方が、メリットは大きいですよね。

ん、でも、ちょっと考えてみましょう。

あなたは1年に何回病院に行きますか?

ただ、問題は1年に何回病院に行くのか、と言うことです。

がんになって、抗がん剤治療を行うとしても、せいぜい病院に行くのは1週間に1回程度ですし、それ以上の通院が必要な状況になれば、基本的には入院になるでしょう。もちろん例外もありますが・・・。

それ以外の、喘息とか、高血圧とか、糖尿病であれば、せいぜい3ヶ月に1回くらいの間隔で様子をみていくことになりますね。

そう考えてみると、健康に生きている人間が、年に何回病院を利用するかということです。

私もここ1年ほど、患者として病院にかかったのは片手で数えるほどしかありません。

病院よりも近くにあってほしいもの

まず近くにあるべきは、鉄道の駅ですね。駅を利用するか否かに関わらず、これはマンションの資産価値に関わってきます。

スーパーマーケットは、誰でも週に1回か2回は利用するでしょう。それよりもコンビニエンスストアであれば、毎日利用すると言う人がいるかもしれません。

学校も同じです。子供がいる世帯であれば、毎日の子供の通学時間というのは大切になってきますね。

そう考えてみると、スーパー、コンビニ、学校の方が病院よりも利用回数が多く、もっと近くにあってほしいものですね。

どの病院に近いか、が重要

さらに広告の中には、「大学病院まで徒歩3分」と言うような広告をめぐっているところもあります。

今や病院の機能分担がどんどん進み、病院に受診するためには、紹介状が必須になってきています。たとえば慶應病院の例がこちらです。

紹介状がない場合紹介状がない場合、医療費とは別に「選定療養費」として5,400円(税込)をお支払いいただくことになります。あらかじめご了承ください。

慶應義塾大学病院ホームページより結論

そもそも大学病院であれば毎日外来をやっているわけではないですし、上記のように紹介状を持たなければ別途費用が必要です。

ですから、風邪をひいたとか、お腹が痛いと言うだけでは、大病院にかかるのはほとんど現実的では無いのです。

まとめ

マンションの広告で、「病院まで徒歩何分」という広告に関しては、立ち止まって、よく考えてみる必要があります。

その病院は、紹介状なく気軽に受診できる病院であるのか、また1年も何回も病院を利用するような状況であるのかということです。

病院よりも、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ATM、スポーツジム、百貨店、駅、学校、飲食店などの方が利用頻度は高いでしょうから、そちらの方を重要視することも大切です。

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医者にとって不動産投資はやっぱり難しいのか

あるテレビ番組に、個人不動産投資家が取り上げられていました。その方の話によると、本当に投資しても良いと思える物件は100件に1件位と言うことらしいです。

医者夫婦には不動産投資はハードルが高い

医者として夫婦共々働いている我々にとっては、時間と言うものも大きく制限されています。仮に冒頭の投資家のように不動産物件を100件見学に行くとなれば、休日を全部使っても数ヶ月程度時間を要するものと思われます。

セミプロの投資家が100件程度回って投資してもよい物件はせいぜい1件位しか見つからないのですから、素人の私たちが何件見たところで、果たして投資して良いと思える物件が見つかるかどうかわかりません。

以前物件の見学までは行ったことがある

かくいう私も、不動産投資に興味があり、若い頃に投資用のワンルームマンションを見学に行ったことがあります。

最寄り駅から徒歩5分、築30年、家賃4万円で物件価格は250万円くらいでした。

表面利回りは3×12ヶ月/250万円で14.4%なわけですが、購入にかかる費用やリフォーム代金、手続きの費用や時間等を考えると、とても割りに合う物件とは思えませんでした。

本当に不動産投資だけで食っていこうとするならば、もっとリスクを背負ってたくさんの投資額が必要になってくるでしょう。

不動産投資という専門性は十分考慮されるべきである

専門外の人間が、その道のプロの人間と競争するのはそもそも無理な話です。

私も外来をやっていると、時折患者さんから「この治療法はどうですか」と言われることもありますが、たいていは若干ながら適応から外れています。

やはり専門性を持った人間が何人も議論して決めている治療法や方針以上に、患者さんが医学的に正しいことを言う可能性はほとんどありません。

それと同様に不動産投資において素人の私たちが、不動産の専門家である不動産会社や個人投資家たちに勝てるはずもないのです

2016-17年の市況は不動産投資に不向きである

そもそも2016-17年の不動産市場は、東日本大震災の復興需要と、東京オリンピックの建築需要で活気付いており、新築マンションや中古マンションを始めとしてバブル期に匹敵するような価格で推移しているのは事実です。

一方で長期的なトレンドを考えた場合、人口減少の局面に入っている日本では、不動産投資で成功するのはこれからどんどん難しくなってくるでしょう

ただでさえ都市の郊外には土地の所有者たちが節税目的にどんどん賃貸アパートを建てている現状ですから、都心部のごく一部以外は、空室のリスクはどんどん高くなってくるでしょう。

昨今マスメディアで盛んに宣伝されている空き家問題なども、その内の1つです。そもそも家余りの時代に不動産投資を行うと言うのはリスクなのかもしれません。人口減少で長期的には右肩下がりの時代に自分だけ成功しようとするのはなかなか難しいと思われます。

上記のような時間の制約と、市場規模の縮小を考えると、不動産投資と言うのは医師も含めて素人が手を出すべき問題ではないと思えてしまいます。

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医者が転勤で賢く引っ越しする方法

医者と言う職業柄、私自身何回も引っ越しをしたことがあります。

その中で培った引っ越しのコツみたいなものを書きたいと思います。

引っ越し料金は言い値である

まず1番利用者が肝に銘じておかなければいけないのは、引越代金と言うのは引越し業者のいい値だということです。

そもそも荷物の量は一定では無いですし、いつからいつまでハイシーズンなのかと言うことに関しても定義がありません。

したがって引越し業者は私たちの足元を見て値段を提示しているのに過ぎないのです。

私はある引越し業者から見積もりを取ったときに、他の業者の提示金額を教えてくださいと言われました。

その時は日程的に余裕がなく、その業者に決定するつもりだったので「特に依頼してません」と答えました。すると、その業者の言い値で決定してしましました。

また別の業者から見積もりを取った時にも、他の業者からの提示金額を教えてくださいと言われました。

つまり業者側にとっては、引っ越し代金と言うのはあくまで相対的な価格であって、競合他社との調整で決まってくるものだと思います。

 

同一都道府県内で50万?

実際にある知り合いの先生は、引越代金は病院側が負担すると言うことを話した上で見積もりを取ったところ、同一都道府県のみの移動にもかかわらず50万円という見積もりを提示されたようです。

もちろん家族で移動するとしても、せいぜい20万円位が一般的な値段だと思うのですが、依頼者のバックグランドを見て50万円と金額を提示したようでした。

その知り合いの先生曰く、引っ越し代金を負担するが病院側であると言う考えから、50万円でオッケーしてしまったようです。

複数業者に見積もりを取ることが大切

したがって、少しでも安く引っ越しを済ませたいのであれば、必ず複数の業者に見積もりを取って、1番安いところに決定すると言う戦略が必要です。

さらに一歩二歩すすんで考えれば、ホラを吹いて見積金額を下げさせるとか、家電量販店で行うような価格交渉して安いお金で契約をするしかありません。

引越し業者はとしては、病院が引越し料金を負担してくれるということを理由に、かなり高額な料金をふっかけてくることがあるようです。

いずれにしても交渉して金額を決めなければいけないなんて面倒臭いシステムだなと思いました。

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医者夫婦がマンションを購入しようかなと思い始めた

私たちも結婚して数年経ち、家賃を払い続けるのはもったいないと言う思いから、そろそろマンション買おうかと言う話になりました。

何軒か見学する

マンションを買うにしても、再開発地区、駅近、値段は関係なし、など、一点勝負に決めたと言うようなマンションでなければ、やはり何件か見学してマンションを見る目を養うことが大切です。

その上で自分の生活スタイルに合ったマンションを選別することが大切ではないでしょうか。

新築マンションを見学しての感想

そんなわけで、いくつかの新築マンションのモデルルームに行ったりしているのですが、1から10まで説明を聞かなければいけないのが辛いですね。

そのマンションの担当者の方と背景について話し、そのマンションの特徴や、メリットデメリットなどを1時間位にわたって話を聞き、そこからようやくモデルルームの見学となります。

モデルルームを見学したいだけなのに・・・

個人的には到底購入する気持ちはなく、ただモデルルームを見たいと言う思いから来ております。

ですから、「とっととモデルルームを見せてくれればいいのに」という思いを抑えつつ、営業マンの1時間とか1時間半ぐらい話を聞いてからようやくモデルルームの見学となります。

モデルルームは大抵オプションをつけすぎて、かなり豪華な内装になっているようなので、あまり真に受けないようにしているのです。

それでもモデルルームを見てしまうと、どの部屋もいいなと感じてしまうものです。

一方で最近のマンションは食洗機、暖房設備・・・・などだいたいおんなじような感じですから、内装に惹かれてマンションを決定することってあまりないですよね。

やはり大切なのは購入後も変更が効かない立地や部屋の広さ、眺望などではないかと思います。

医者夫婦とマンションと一戸建て

マンションの値段は高い

さて実際に値段の話になってくると、最近のマンションはどこも高いなぁと思ってしまいます。

私たち共働きの医者夫婦でも、買うのをためらってしまうような金額になるので、一般のサラリーマン世帯だと、どう思うのかどうかとふと思いを巡らせてしまいます。

そんな中、ある時マンションの担当者に言われたのは、6000万円位の物件にあっても、「お二人が医者で共働きであれば、全然返せる額ですよ」と言われたことです。

営業トークなのか本気で買わせようとしてそのような発言をしたのかわかりませんが、一生ものにはならないマンションに6000万円てどうなんでしょうね。

3000万のフェラーリが購入できるからといって、易々と購入する人はいないでしょうに。

ちなみにそのマンションは駅から遠かったので、諦めました。

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医者夫婦とマンションと一戸建て

最近東京に住む友人夫婦から転居届が来ました。

その葉書を見てみると、どうやらその友人は分譲マンションを購入し、23区内の鉄道沿線に住んでいるらしいのです。

少し気になって分譲マンション全体の状況を調べてみて、驚きました。東京のマンションが驚くほど高くなっているのです。

最近のマンションの価格高騰

バブルの頃からは大きく下がったとは言え、東日本大震災の復興需要や、2020年の東京オリンピックを見据えて、建築資材や建築人員の不足が続いています。

その傾向に呼応するように、分譲マンションの価格は全国的に値上がりしているようです。

さて冒頭の友人が購入した分譲マンションですが、私からすれば超高級マンションでした。

物件概要を参照してみると、1番安い価格帯で7ー 8000万円はするようなマンションでした。

23区の鉄道沿線でこれぐらいの価格がしてしまうのですから、山手線の内側の本当の都心部となれば、大して広くないマンションであっても、1億円を超えてしまうのでしょうか。医者であっても手が出ない、恐ろしい世界です。

友人の医者夫婦の状況

確かに友人夫婦はお互い医者で30歳前後、世間一般よりはお金持ちかもしれませんが、とても1億円近いお金をすぐ出せるような収入ではありません。

それは同じ境遇である私たちがよくわかっています。

もしかしたら両親の援助があったのかもしれません。いずれにしてもよく勇気を出して買ったなぁと言う思いと、今の東京のマンションはあまりにも高いなぁと言うのが率直な感想でした。

医者夫婦の住宅購入について自らの経験を元にかたる

医者はまず30歳ごろに分譲マンションを買う

私と同じ時期に大学を卒業した同級生の動向を見てみると、30歳前後で分譲マンションをまず購入する医者は結構多いようです。

大学に所属していれば医局の意向によって毎年勤務する場所が変わることもありますが、資産にならない賃貸住宅に家賃を払い続けるのもったいない気がしてきますね。

全国的ににマンションの価格が値上がりしているとは言え、依然として住宅ローンの金利は歴史的な低金利ですし、ローンを組むと言う点では絶好の時期かもしれません。

一戸建て住宅はもっと勇気がいる

しかし一戸建てとなると、購入するのにはかなり勇気が要ります。

医局派遣でいろいろな病院を転々とさせられる可能性がなくなり、金銭的にも余裕があり、マンションでは手狭と言う場合にのみおそらく選択肢として上がってくるのでしょう。

さすがにアラサーの私の同級生で一戸建てを購入した医者はまだ聞いたことがありません。

先輩の先生たちを見ていても、たいていはいろいろな病院に行く可能性が低くなった40代以降に購入していることが多いようです。

そういう意味では20代後半から30代で一軒家を購入する世間一般のサラリーマンと比較すると、医者が一軒家を購入する時期は遅いのかもしれません。

私たちも今現在、都心部でのマンション購入を検討していますが、全国的なマンション価格の値上がりを受けて、数年前に比べるとびっくりするぐらい高くなっているのは否めません。

ただし今住んでいる賃貸マンションの家賃が13万円近くかかっていますので、1年で150万円ほどかかっている計算になります。

医者夫婦であれば、お互いが住宅ローンを組んで確定申告の際に減税を受けると言うテクニックも可能なので(悪徳な不動産投資会社がよく使う口実ですが)、低金利の現在は金利と減税でトータルほとんど± 0だと言われています。

何かいいマンションないかなぁと思って探している最中なのです。

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