Step1対策 おすすめ教科書

USMLE step1を受験するにあたって、オススメの教科書をご紹介しております

Pharmacology

Step1は臨床に準備する試験であり、薬理分野についても詳しく問われます。卒業試験でも出題されないような、DM、脂質代謝異常、利尿薬の薬剤各5種類くらいの薬剤名、薬理作用、副作用を覚えるのが最低ラインだという印象です(この問題はどの問題集をやっていていも出会います)。

First Aidでは各薬剤についての詳細な作用機序や、一部の薬剤については掲載されていません。それらの知識を補完する意味で、Pharmacology Illustrated Reviewは役立つ教科書だと思います。

本書はFirst Aid Step1の評価でも[A-]1、Amazon USでも62/67人が★4つ以上をつけておりStep1対策として広く読まれている教科書です。

“Review”というタイトルを冠していながら400ページほどあり、Step1対策を始めるにあたって1から通読できる本ではありません。あくまで辞書的な使い方になると思います。

Cardiovascular

循環器では解剖から病態生理、薬剤まで幅広く問われます。問題の内容は、国試やCBTと変わらないので対策はしやすいでしょう。

BRS physioogyはBRSシリーズの中で最も有名なテキストでしょう。Amazon USでは72/89人が★5つをつけるはずれのない教科書です。

この本では循環器分野に限らず、生理学の知識が箇条書きで説明されており、一通り生理学の学習を終えた学生が試験対策に使うには非常に役立つ本です。Fitst Aidには循環生理について必要最低限度の知識しか書かれていないので、この本を購入することをおすすめします。

循環器疾患に関してはFirst Aidで幅広くカバーしてあり、循環器医学に絞ってあらためてStep1の対策本を買う必要は無いと思います。

Pathophysiology of Heart Diseaseは循環器学のテキストで、FIrst Aidではカバーされていない範囲を補強してくれます。病態生理から学ぶという点では本書はおすすめです。和書では「心臓病の病態生理」というタイトルで出版されています。

Gastrointestinal

消化器分野は素直な問題が多く、知っているかどうかで決まる問題が主流のようです。

消化器分野の洋書にはあまりパッとする教科書がなく、和書でも突出して高い評価を受けているような教科書がありません。First AidやRapid Review Pathologyだけを読み込んでいっても十分得点できるような気がします。

和書では”病気がみえるシリーズ”が良いでしょう。

Hematology

血液学に関しても、Step1対策として広く使われている教科書はないようです。

やはりFirst Aidを中心に据えて、細かいところはRapid Review Pathologyを見ながら書き込んでいく、という学習の仕方が最も効率が良いように思います。

病理所見に関しては日本病理学会の病理コア画像
を使われると良いと思います。無料ながら高いクオリティがあります。

Musculoskeletal

First Aidには要点がまとめてあり、レビューするには便利です。しかし解剖学という分野上、視覚からの情報が重要だと感じました。

Neuroanatomy

神経学分野もボリュームのある分野です。
Vitamin B12 deficiency、Friedreich ataxia、梅毒、Polio、ALS等々の傷害部位が、脊髄断面上に容易に想像できなければ得点できません。

First Aidではこれらの知識が簡潔にまとめられていて、いつでも手元においておきたい教科書です。

High-Yield Neuroanatomyは薄い教科書でありながら、First Aidの内容を深く掘り下げて説明しています。

また写真やイラストもたくさん掲載されており、ビジュアルで理解することができます。脳の断面のアトラスがあるのも神経解剖学の問題には非常に役立ちます。

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先生まだ医局辞めてないんですか?

 

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