常勤医師における給料を左右する要因について考察する

医者の給料は、アルバイト勤務や検診業務に関しては基本的に同一労働同一賃金と書きました。

しかし常勤医師の仕事になると、給料に影響してくるファクターというのが存在しています。そのようなファクターはどんなものなのか、考えていきますか。

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2018.05.23

医師としての経験年数

医者の給料に影響してくるものの1つが、経験年数かと思います。

経験の浅い医師よりは、当然たくさんの経験を積んだ医師の方ができることが多いですから、給与面では優遇される傾向にあるかと思います。

医師免許さえあればできるような検診や当直バイトであれば、これが経験年数が考慮される事はありません。

一方で常勤医師の場合には、病院の収益という点からはたくさんの患者を診察したり、手術などの経験値も絡んできますから、医師としての経験年数も十分考慮されてくるわけです。

専門医を持っているかどうか

また専門医を持っているかどうか、というのも考慮されるようです。

経験年数の項目とも少し被りますが、医師として6年から8年ぐらい真面目に勤務し、専門試験を突破すれば専門医資格を得ることができます。

この専門医資格は、曲がりなく医者として何年かの間も働いてきたという、いわば通行手形のような役割を持っているわけです。病院にとっては、専門医資格というのは信頼性の担保になるわけですね。

ただし、この専門医の資格があるからこそ保健診療上を請求できる診療報酬というのは、すごく多いわけではありません。

九州大学・神経内科学分野のサイトには、下記のような記載があります。

神経内科専門医は、正しくは日本神経学会認定神経内科専門医といいます。

様々な学会認定の専門医資格がありますが、普通は専門医の資格をもっているからといって、患者さんを診療したときの診療報酬請求額が非専門医と比べて異なることはありません。しかし、唯一神経内科専門医に関しては、神経学的診察の手技料がつきます。

即ち、同じ神経学的診察をしても、非専門医では点数(診療報酬)が加算されませんが、神経内科専門医だけは加算されるということです。

ですから専門医資格を持っているということによって、すごく収入がUPするかというと、そこまでではないんですね。

医師個人の知名度

その他、医師個人の抜群の知名度というのも、給料には大きく関係しているものと思われます。

医者の中には、全国的に名前の知られた、いわゆるスーパードクターというのがいます。

スーパードクターの下には、このような医師に診察してもらいたいとか、手術をして貰いたいといって多くの患者さんが集まってきます。

病院側からしてみると、患者さんを多く集め、診察・治療することで収益が上がるわけですから、スーパードクターの存在というのは病院の宣伝になり、まさに収益に直結するわけです。

病院との交渉

細かい雇用契約については転職会社に一任してしまうのがベターですが、医局と離れて自ら転職活動を行う場合には、病院側との交渉もすごく重要になりますね。

当直の有無、時間外労働の有無は、時給換算すると年収にして100万円単位で変わってくることもあるでしょう。

ですから、雇用契約を結ぶ際には十分注意を払う必要はありますね。



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