病院を辞めていく看護師さんって結構多いんです

私が大学病院で働いていた時は、毎年病棟の看護師さんが4人とか5人ぐらい辞めていくようでした。仕事ができる若い看護師さんも辞めていくもんですから、いろいろとびっくりしたもんです。

結婚して病院をやめる看護師さんは多い

病院を辞めていく中で、結婚を機会に看護師さんを辞めていく人は多いですね。

私や妻の同僚の男性医師で、看護師さんと結婚した人はすごく多くいます。その人達の名前を列挙してください、と言われれば、10秒以内に5人くらいのお顔が浮かびます。

とりわけ男性医師と結婚する場合は、経済的にも余裕がありますから、辞めていく看護師さんが多いのかもしれません。

やめていくなんて結構もったいないなぁと思っていたのですが、色々と理由を聞いてみて、合点が行くことばかりでした。

病棟の人間関係がきつくなってくる

 

そもそも看護師さんは女性社会ですから、いくら仕事内容がきつくなかったとしても、年数が経ってくると人間関係の点でどうしても辛くなってくる部分があるのかもしれません。

中学校や高校のクラスでいじめ問題があるのと同様に、職場の人間関係と言う点においても、どうしても軋轢が生まれてしまうのかもしれません。

この点、医者の世界ではあまりないかもしれません。仲の悪い医者同士はもちろんたくさんいますけれども、基本的には大学病院以外は医者の人数が少ないですし、基本的には個人プレーなので、互いに干渉することが少ないように思います。

看護師さんは医者よりも転職しやすい

辞めていく看護師さんについては、勤めている大学病院を辞めて地元の小規模の病院に移ったりお子さんがいる看護師さんは、大学病院を辞めて時間的に都合のつきやすいクリニックに就職すると言うことをおっしゃっていました。

看護師さんは技術職・資格職ですし、今は全国的に不足しています。冒頭の大学病院の話では無いですが、毎年何十人も採用していたとしても、一病棟で毎年4-5人にも病院を辞職していては、いくら採用していても足りないでしょう。

一方で、看護師さんは医者よりもはるかに転職しやすいといえるでしょう。

大学病院で働いている医者の場合には、転職するのはすごく勇気がいります。

基本的に自分の専門性の分野で就職しようとすると、病院や就職口はかなり限られます。基本的には大学医局が関連病院と呼ばれる中規模〜大規模な病院の人事権を握っていますので、自分の意思でこれらの病院に就職するのはほぼ不可能です。

さらに、大学病院勤務の医者の場合には、病院を辞めると言う事はほぼイコール医局を辞めると言うことになってしまいますので、多くの犠牲を払ってしまわなければならない可能性もあります。

専門医取得前の転職であれば、専門医を取ることが難しくなる可能性も考慮しなければならないのです。

一方で看護師さんには医局と言う組織が存在しません。ですから、大学病院を辞めても、すぐ隣の病院に就職、ということも全く可能なわけですね。

さらに細分化された専門性ものは存在しませんので、職場の移動というのがあまり制限ないのかもしれません。

 

こういう記事を書いていて、転職ということに関しては看護師さんの方がすごく恵まれているな、と感じてしまいました。

看護師さんにおすすめの転職サイト

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先生まだ医局辞めてないんですか?

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