解剖学- おすすめ教科書
解剖学は医学部の全講義の中でも、最も重要で質・量ともに膨大な科目かもしれません。骨・筋肉・臓器やその働きを学ぶ講義に加えて、医学部の代名詞ともなっている解剖学の実習もありますね。 その重要性は臨床医になっても変わりません…
解剖学は医学部の全講義の中でも、最も重要で質・量ともに膨大な科目かもしれません。骨・筋肉・臓器やその働きを学ぶ講義に加えて、医学部の代名詞ともなっている解剖学の実習もありますね。 その重要性は臨床医になっても変わりません…
研修医向けの一般的な内科学書というのも、多く出版されています。 基礎医学や臨床医学に関しては、教科書が人を選ぶほど、学習者にとってあまり選択肢がありません 一方で、臨床系の教科書ということになると、これは玉石混合たくさん…
学生や研修医レベルの一般内科の教科書に関しては、ある程度教科書は絞られています。 各内科の専門分野ごとの教科書となると、内容が深すぎて、学生や研修医レベルでは少々持て余してしまうと思います。 学生時代の病棟実習や、研修医…
生理学は基礎分野で大きなウェイトを占める分野ですね。 ホルモン、心臓、肺などの働きを論理的に捉えるためには、生理学を深く学ぶことが必要になってきます。 生理学で学ぶ論理的な考え方というのは、実際の臨床の現場でも間違いなく…
形成外科分野においては、学生や研修医レベルで強くおすすめできる教科書がないのが実情ではないかと思います。 大学病院や総合病院などの形成外科では、おもに口蓋裂などの先天奇形、褥瘡などの医療関連疾患、または頭頸部領域の再建、…
呼吸器分野も、学生や研修医レベルでは「病気がみえる」以外には、あまり良い教科書はないかもしれません。 講義や試験対策として使うならば、やはり下記の病気が見えるシリーズが一番、安全安心なのではないかと思います。 ★★★ 病…
医学部で学ぶ生化学は、細胞の分子機能、臓器の生化学的な動きなど幅広くなっています。 臓器の生化学的側面については、臨床医となってからも必須の知識となってきます。 インスリンの作用機序、グルコースの代謝などは、専門外の分野…
神経科学の領域は、残念ながら日本語原著の良書が少ない印象です。 英語で出版されている名著の訳本はたくさんあるのですが、コンパクトにまとめられたちょうどいいサイズの教科書がありません。 どうしてなのでしょうね。 医学部の講…
レントゲン写真は採血や心電図と並んで医師としてもっとも基本的な検査です。 最近ではCTやMRIの普及によって、その重要性は昔ほどではありませんが、検診や毎日の検査という点では、患者さんに負担がなく、もっとも広く行われてい…
免疫学は非常に難解な学問ですね。基礎研究では、どのような研究をするにしても今や無視できない領域となっています。 また、臨床ではアレルギー、自己免疫疾患などは、免疫系と深く関わりがある病気です。加えて最近ではがんと炎症の関…
OSCEや病棟実習では、診察方法について学ぶ必要があります。基本的な診察の手技は、研修医になってからも深く教えてもらうことは少ないように思います。 侵襲を伴わない手技については、学生実習のうちに覚えてしまう必要があります…
皮膚科はマイナー診療科でありながら、国家試験では比較的多くのウェイトを占めている診療科ではないかと思います。 研修医ではあまりローテーションする機会はないかもしれませんが、講義、病棟実習、そして国家試験等のことを考えると…
内分泌・代謝の分野においても、やはり病気が見えるシリーズが第一選択になってくるかと思います。 講義や国家試験で学ぶ内容量+αくらいにまとめられており、講義、実習、国家試験対策まで、一冊で幅広く使用できる王道の教科書といえ…
血液病学も重要な内科の一分野ですね。実際の臨床では白血病の骨髄移植など、かなり専門性の高い分野といえるのではないでしょうか。 講義や実習でもそれなりのウェイトがありますし、国家試験でもある程度の割合は出題されることになり…
リウマチ、免疫分野もメジャー内科といって良いでしょう。 メジャー分野の内科である一方で、出版されている教科書はあまりこれといったものがありません。 ★★☆ 病気がみえる 免疫・膠原病・感染症 病気が見えるの膠原病のシリー…
病理学は基礎と臨床の橋渡しを行う学問であることを痛感させられます。 病理学実習では、非常に多くの時間を割いて顕微鏡を覗き込むわけですから、しっかりとした教科書を揃えて、真剣に勉強しておきたいところです。 ★★★ 組織病理…
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