眼科 – おすすめ教科書
医学部教育において眼科学のウェイトは少ないですね。国家試験で出題される眼科の範囲に関しても、視覚情報の入り方とか、白内障、緑内障、それらに関する薬剤など、範囲はかなり限定されてきます。 また眼科は研修医の際にはローテート…
医学部教育において眼科学のウェイトは少ないですね。国家試験で出題される眼科の範囲に関しても、視覚情報の入り方とか、白内障、緑内障、それらに関する薬剤など、範囲はかなり限定されてきます。 また眼科は研修医の際にはローテート…
薬理学は薬物の作用機序について学ぶ学問です。 基礎講義の中では、講義に割かれる時間はやや少ない印象ですが、薬物動態や各受容体の働きの理解は、臨床医として働く上でも必須の知識になってきますね。 臨床医になって振り返ってみる…
神経解剖学の立ち位置は微妙なところですね。 医学部では脳を使った解剖学の実習が行われるのですが、人体解剖のようにメスを使って切り刻んだりはありませんし、同定するといっても脳神経くらいです。 それだけ脳に関しては、目に見え…
腫瘍内科の教科書の位置付けは、少々難しいところがあると思います。 各臓器の腫瘍ということになると、どうしても各分野の専門書の方が詳細に書かれています。 一方ですべての腫瘍をカバーする教科書となると、診断、治療などどうして…
内分泌・代謝の分野においても、やはり病気が見えるシリーズが第一選択になってくるかと思います。 講義や国家試験で学ぶ内容量+αくらいにまとめられており、講義、実習、国家試験対策まで、一冊で幅広く使用できる王道の教科書といえ…
泌尿器分野は外来から手術まで、覚えることがたくさんある診療科であり、オールマイティな診療科とも言えるかもしれません。 講義や病棟実習、国家試験でもある程度の割合が出題されていますね。 臨床の現場では頻尿、血尿などは非常に…
リウマチ、免疫分野もメジャー内科といって良いでしょう。 メジャー分野の内科である一方で、出版されている教科書はあまりこれといったものがありません。 ★★☆ 病気がみえる 免疫・膠原病・感染症 病気が見えるの膠原病のシリー…
輸液の種類、速度、量などを学ぶのも、研修医にとっては大切な内容です。 輸液に関しては経験的に語られることが多く、あまり正統的な教科書はないようですね。 ここでは、輸液に関する教科書、読み物についてご紹介したいと思います。…
神経内科はどちらかというとマイナー診療科に分類されるかもしれません。 患者さんの身体症状と神経解剖をリンクさせ、症状の原因を探っていくというのはまさにサイエンスの世界で、非常におもしろい診療科ですね。 ★★★ 病気が見え…
研修医時代には、外科手術に入る機会が何回もあると思います。外科志望でなくとも、皮膚の縫合くらいは経験することがあるかもしれません。 また外科志望であって本気で手術に挑むのであれば、是非とも定型的な手術の流れについて知って…
公衆衛生の分野は、基礎系の科目と比べると異色な分野ですね。 生物学というよりは、社会学系の分野ですし、どちらかというと現代社会とか、そちらの方に近いかもしれないですね。 試験勉強というとと暗記が主体で、生理学や内科学分野…
病理学は基礎と臨床の橋渡しを行う学問であることを痛感させられます。 病理学実習では、非常に多くの時間を割いて顕微鏡を覗き込むわけですから、しっかりとした教科書を揃えて、真剣に勉強しておきたいところです。 ★★★ 組織病理…
細菌学、微生物学も医学部の基礎講義では重要な分野ですね。 ただし、微生物学の講義のウェイトというのは、解剖学や組織学に比べると、どうしても少なくなってしまうものと思います。 ちょうどいいボリュームの医学書は少なく、医学書…
精神科は臨床の中でも独特で専門性が高い診療科ですね。 精神科以外の医師が、精神疾患のある患者に向き合って、適切な診断や治療を行うのは非常に難しくなっています。 ゆえに、研修医には研修レポートというかたちで、実質的に精神科…
産婦人科はなかなかイメージしずらい診療科です。 必ずしもがんや病気を扱うわけではないですし、厳密には産科と婦人科は全く異なっていますしね。 ただし医学部の学生実習はもちろん、研修医生活でもローテーションすることが多いでし…
小児科は一般臨床医にはあまり馴染みのない診療科ですね。普段小児の患者を診療することはほとんどありません。 脳外科や皮膚科、形成などは小児の患者さんも多いですから、小児と接する機会はあるかもしれません。 2018年現在、病…
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