医者が論文をいくら書いても給料は上がらない

大学病院やアカデミックな総合病院で勤務している場合には、論文を書くということが業務の1つになっていきます。

大学病院で働き続けるためには、論文を書くことが必要

大学病院で勤務し続けるためには、論文をたくさん書いて、科研費を獲得しなければなりません。

科研費を獲得して研究を進め、その成果を発表するというのが、あるべき大学病院の姿と考えられています。

弱小医局であれば、人材不足と言う点から、たいして研究をせず、論文を書かずに好きなことをしていても大学病院で勤務し続けることができるかもしれません。

ただメジャーな大学の主要診療科の医局になってくると、専門医を取得した10年目クラスの医者たちは、ほとんど臨床を行わずに、研究に没頭ということもあるようです。

ある大学のある診療科の医局では、臨床を行うのは大抵10年目以下の先生で、10年目以上の先生は臨床研究や基礎研究に精を出しているとの事でした。

確かに能力のある先生は研究に従事して業績を上げるということが、大学病院では正しい働きなど働き方なのかもしれませんね。

論文を書くことの辛さ

私も論文を書いたことがありますが、自分の書いた論文がアクセプトされ、他の論文に引用されていると言うのは、非常に栄誉なことです。

一方で、論文を書くのは非常に労力がいります。

論文を書くだけなら対して時間はかからないかもしれませんが、研究データを揃えて、となると膨大な時間が必要です。

時には臨床の時間を削りながら、時には土日も仕事をしながら、研究データを揃えていくことになるわけです。

基礎研究なら、土曜も日曜も年末年始も、マウスの世話をしながらになるかもしれません。

大学病院で勤務しながら、論文をたくさん書いて教授を目指すというのも1つの人生かもしれません。

ただもう少し視野を広げて考えてみる、論文を書くと言うのは、もはや名誉でしかありません。

論文を書いても給料は増えない

論文をたくさん書いたとしても、アカデミックなポストに残れるのはごく一部の医者だけです。

その一部の医者であっても、日本と言う医療制度の下で働く限りにおいては、決してたくさんの給料がもらえるわけではありません。

大学病院で教授と言う肩書きを持っていたとしても、講演会等含めてせいぜい年収で2000万円といったところでしょうか。

医者の中で学術的に最も成功した人間が2000万円・・・・かなり少ないですよね・・・。

時間の使い方

良質な論文をたくさん書くために、研究に没頭して論文を執筆するのであれば、その時間を自らの病院経営の時間に費やすとか、不動産投資の時間に費やすな事したほうが、費用対効果は圧倒的に高いでしょうね。

大学病院の中にいると、論文を書いて業績を上げることだけが唯一の価値観と考えてしまいがちなのですが、幸せな人生と言うことを考えると、それは必ずしも正しくないのかもしれません。

先生、まだ医局辞めてないんですか?

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