医者がMacBookをレビュー。MacBook 12インチかそれともMacBook Air 13インチか?

ご無沙汰しております。

医者の皆さんは、MacBookを利用されている先生が多いかと思います。

ここでは医者目線からMacBookのシリーズについてレビューしてみたいと思います。

私のMacBookの使用状況

我々夫婦の間では、現在MacBookを合計4台所有しています。

内訳はMacBook Proが一台、MacBook 12inchが一台、MacBook Airが2台といったところです。

それぞれ病院用、自宅用、持ち運び用、、、などいろいろと用途があるのです。

私の周りでも、だいたい5-7割くらいの先生はMacBookを使っている印象です。

特に若い先生はiPhoneやiPadの使用割合も大きいですから、その傾向が顕著かと思います。

一通りMacBookシリーズを使用した医者だからこそレビューできる部分について、ご紹介したいと思います。

まずは簡単にMacBookのシリーズについてご紹介

2018年末現在、Appleからは主として3タイプのMacBookが発売されていますね。

MacBookシリーズ
MacBook
MacBook Air
MacBook Pro

2018年11月には数年ぶりにMacBook Airの新しいモデルが発表され、ひとつの話題となりました。

私の家にあるMacBookも2014年ごろのものだったわけですが、ようやくアップデートできそうです。

さてこららのMacBookの主な使い分けですが、詳細なスペックの違いは他のサイトに譲るとしましょう。

大まかにそれぞれの特徴を書いていきますと、

MacBook
MacBook → 軽量でスペック高い
MacBook Air → 13.3インチでお手頃サイズ。1.25kgで持ち運びも楽
MacBook Pro → ちょっと値が張る。処理能力高く、動画編集などに向く

みたいな感じになるかと思います。

医者にとってMacBook Proはちょっとオーバースペックかも

この中で、一つだけ多くの医者の検討候補から外れるシリーズがあります。

それはMacBook Proでしょうか。フツーの医者にはオーバースペックの可能性があります。

病院業務だけなら動画編集をいっぱい行う人はあまりいないでしょうし、ごくたまに学会やプレゼン用の動画編集を行う程度なら、MacBook Proは宝の持ち腐れになってしまう可能性が大いにあります。

またMacBook Proは高スペックであるため、価格も高くなり、重量も1.37kgとシリーズの中では一番重くなります。

もちろん趣味でガシガシ動画を編集したり画像を大量に処理する場合には、有力な選択肢の一つなのでしょう。

ただし仕事で使うとか、自宅でちょっと動画を編集するくらいなら、ちょっと毛色が違うかな、と感じます。

もちろん病院の研究費で購入できるなら良しとすべきですが、ポケットマネーで購入するのはちょっと勿体ないかなぁと思います。

ではMacBook 12インチか MacBook Air 13.3インチか

したがって医者が仕事で使うことを考えるならば、迷うべきところはMacBook から MacBook Airになるのではないかと思います。

下の画像で左側がMacBook、右側がMacBook Air (2018モデル)の概要になります。

一般的な医者で、論文検索、作成、メール作成、ワード文書の入力であれば、どちらを選んでもスペック的にはどちらも十分です。

実際に私はどちらも使用していますが、スペックの違いを感じることはほとんどありません。

したがって、差が出てくるのはその他の部分である、本体の重さやディスプレイの大きさが重要になってくるかと思います。

どちらも使用したとこのある医師としてレビューしてみますと、こればかりはユーザーの使用スタイルに依る部分が大きいかと思います。

MacBookの使用感

まずMacBookの0.92Kg=920gは本当に軽いです。

私は病院の中で主にMacBookを使用し、医局から外来、カンファレンスルームまで持ち運ぶのですが、重さをストレスに感じることはあまりありません。

ごくたまに出張の際にも持っていきますが、新幹線や飛行機の中、滞在先なんかでも楽々利用することができますね。

特に膝の上において使用する時なんかは、MacBook Airにあるような重量感がなく、ストレスなく使える気がします。

まあ実際のところ、やっぱり1kgを持ち運ぶのはずーっとだとちょっとつらいわけですが…。今後の技術革新に期待ですね。

画面は12インチでMacBookシリーズの中では一番小さいですが、論文を読むだけ、メールを書くだけであれば12インチでも十分です。

MacBook Airの使用感

一方のMacBook Airは13.3インチですから、12インチよりはちょっと余裕があります。

たった1.3インチの違いなのですが、使ってみると違いは結構大きくて、MacBook Airだと論文もかなり拡大して読めたり、ぎりぎり2つくらいのタスクなら同時並行で進行できたりもします。

一方で重量は2018年モデルでは1.25kgと、MacBookよりも330gほど重くなっています。

私は日々の出張や学会なんかには主としてMacBook Airを持っていくのですが、重く感じることが時折あります。

特にショルダーバッグに入れて持ち歩いていると、肩が痛くなります。

ですから、もうちょっと軽くならないかなーといつも思っています。

結局どちらを買えば良いのか?

個人的な見解にはなりますが、仕事用として出張などいろんなところに持ち運ぶ機会があるのであれば、まずはMacBookを検討した方が良いでしょう。

上にも書いた通りMacBook Airを持って歩くとなると、結構重いです

現在私が使用しているMacBook Airは、重さとしては1.3kgほどなのですが、軽いなぁ〜と感じることはほとんどないですね。

メールを作成したり文章入力くらいなら13.3も12インチも大差ないですから、持ち運ぶ機会が多いのであれば、缶ジュース一本分でも軽い方が絶対に良いと思っています。

一方で病院の中だけとか、自宅メインとか、頻繁に持ち歩かない、Macbook一台で自宅も病院も完結させるのであればMacBook Airで良いかと思います。

12インチよりは13.3インチの方がやっぱり使い勝手が良いですし、12インチMacBookの最大の利点はその携帯性ですから、持ち歩かないのであればあえて選択する必要はないでしょう。

ただし2018年末現在ではMacBook Airは2018年後期モデルであるのに対し、MacBookは2017モデルになっています。

MacBookの2017年モデルは発売後も価格はほとんど変わっていないようですから、どちらでもよければ新しいMacBook Air 2018年もモデルを購入した方が良いかもしれません。

プレゼンの作成や論文を書くにはどちらが良いか?

さて、少し視点をかえてパワーポイントの作成や論文の執筆について考えてみましょう。

結論から言うと、スペックとしてはどちらも十分なのですが、どちらもディスプレイの大きさが物足りないかな、といったところです。

MacBookの12インチも、Airの13.3インチもマルチタスクを行うとするとちょっと足りない印象です。

論文を書くにあたっては、引用文献を挿入したりワードを開いたり、図表を編集したりする必要があるわけですが、かなり窮屈です。

またパワーポイントの作成にあたっても、いろんなところから資料を集めて、画像を切りはりする必要があるのですが、やっぱりノートPCだとちょっと小さいかな、と思います。

いずれもできないことはないですが、作業効率は悪くなる印象です。

ですから論文を書いたりプレゼンを効率よく作成するには、割り切って外付けディスプレイに出力して作業した方がよいでしょうね。

まとめ

というわけでMacBook シリーズについてご紹介してきました。

本体重量1250gで重い!なんて言える時代がくるとは、技術の発展はおそろしいものです。

正しくMacBookを選んで、より良いAppleライフを目指したいものです。

医者はMacユーザーであることが多い。Macを使うメリット・デメリット

2016年7月21日

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