研修医になって行われるオリエンテーション。病院で働くことの基礎を学ぶ




4月からは、毎年新しい職員が病院にやってきます。

大学から派遣されてくる新しい医師病院に就職する新しい看護師、そして研修医の先生方です。

研修医の先生方としては、医者として、そして社会人としての第一歩を出すわけですから、ぜひ頑張ってもらいたいものです。

そんな新しく病院での一歩を踏み出す研修医に向けて、大抵の病院では、オリエンテーションが4月に行われることになりますね。

研修医向けオリエンテーションの概要

研修医は社会人として初めての一歩を踏み出すわけですから、病院業務に関して右も左もわからないことがほとんどだと思います。

電子カルテの使い方や、各種検査のオーダーの仕方、そして書類関係など、働く上で最低限こなすことを学ぶための機会が必要です。

また一緒に働く研修医と初めて顔を合わせるのも、4月1日が最初になります。

つまりオリエンテーションで同期の研修医たちと顔合わせの意味合いもあるかと思います。

これから一緒に働く病院の研修医たちと、円滑に働けるようにコミニケーションをとる機会も大切ですね。

その他、私が初期研修を行った研修病院では、採血に慣れましょうということで、研修医同士で採血を行ったりしました。

当然はじめてやるわけですから、うまくできなかったわけですが・・・・。

このオリエンテーションの期間には、病院で働くにおいて必要なことを学んだり、一緒に働く先生方との顔合わせをしたり、ごくごく基本的なことを学んだりということになります。

研修医向けオリエンテーションの期間

オリエンテーションの期間は、これは病院ごとに少々異なっているようです。

全体的には大学病院ほど長く、そして地方の病院ほど短くなっているように思います。

大学病院は組織も大きいですし、研修医の数も多いですから、1週間ぐらいかけてオリエンテーションを行っていたかとおもいます。

カルテの使い方、検査オーダーの仕方、初期研修を修了するために必要な要件、研修医として基本的な手技など、いろんなことを学んでいくわけです。

一方で地方病院の場合には、新しく研修医がやってくるといってもその数は限られていますし、何より病院自体がかなりアットホームな雰囲気だったりします。

大学病院ではありえないことなのですが、例えば医者と事務職員が顔見知りだったりなど、職種を超えて人間関係が築かれていることもあります。

ですから地方の病院では、わからないことはどんどん聞け、実戦で覚えていけといったスタンスで、オリエンテーションがわずか1日というところもあるようです。

社会人2日目から病棟に配属されて実戦の場で学んでいくのは、大きな収穫になる一歩で性神的にはかなりつらいものです。

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何といっても実際に働きながら病院ごとのお作法を学んでいくことが大切

1週間程度オリエンテーションで基本的なことを学んだとしても、理解できる量には限界があります。

病院内に周知されている暗黙の了解に関しては、、研修医として働きながら学んでいかなければなりません。

また臨床現場で大切になるのは、いかに先輩医師と良好な関係を保つか、看護師に嫌われないかであります。

これらのことはオリエンテーションで教えてくれるはずもありません。

あくまで実戦で覚えていくしかないのです。

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すでに経験のある医者の場合は、いきなり勤務となることもあり

ちなみに既に何年か経験のある医者で、医局から派遣されて来る場合には、オリエンテーション自体がないこともあります。

新しい病院の使い慣れていない電子カルテとか、使い慣れていない外来ブースを目の前にして、いきなり外来を始めなければならないのです。

もちろん出会う患者はみなさん初対面ですから、これまたストレスのかかる話でもあります。

提供する医療自体は病院が変わっても同じな訳ですが、システムが違う病院でいきなり勤務させられるのは、最初のうちは戸惑うことばかりなわけです。

新しく病院にやってくる先生にとって、4月は試練の月なのです。

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