病院の中では、送別会や歓迎会などで飲み会が行われることがあります。
まあ気が進まないことも多いですが。
病院全体で行われる忘年会や新年会、公式な宴会などの場合には、病院全体として大きな会場をおさえてくれますので、雑用係の若手に仕事が回ってくることはないのです。
一方で病棟単位や診療科の医師単位の場合には、飲み会の場をセッティングするのは、たいていは若手医師になるわけです。
はぁ・・・
そのような場合には、飲み会の会場を選ぶのにも一苦労するわけです。
飲み会の会場選びで気をつけるべきこと
さて飲み会の会場選びは、会が盛り上がるかどうかに大きく影響してきます。
またどの辺りの価格帯のお店を選ぶかについても、出席者の医師の顔ぶれを考慮する必要がありますね。
ここでは飲み会を成功に導くために、会場選び、お店選びで気をつけるべきことをご紹介しましょう。
料理の質が満足できるものか
まず1つ目の問題が、レストランや居酒屋で出される飲食物の品質が、参加者の舌を満足させられるレベルであるかどうかですね。
ベテラン医師の中には、毎回の食事についてかなり気合を入れている先生もいますから、マズい店は避けたいものです。
グルメな先生たちの舌を飽きさせない程度の飲食店選びスキルが求められるのです。
グルメでなくとも全国展開しているようなチェーン店では流石に満足できない医者が多いですから、地元の美味しいお店でかつ食べログで評価の良い店を探したりする必要があるわけです。
大人数で使用できる個室があるか
医者5人くらいのうちわの飲み会だとどこでも良いのです。
しかし部長や教授などいわゆる偉い人が出席する飲み会や、出席する人数10人以上の飲み会になると、やはり個室が必要になってきます。
会の始まりと終わりには乾杯の挨拶みたいなものがついてきますから、ガヤガヤとるさいオープンスペースよりは、静かに話が聞ける個室の方がベターですよね。
それに勤務先から近い場所で飲み会が行われる場合には、周囲の状況にも目を配る必要があります。
ざっくばらんに職場の愚痴を話したところ、すぐそばに同じ職場で働く職員がいる可能性もありますから、話題にも気をつける必要があります。
しかし上にも書いた通り料理の質を追求すると、どうしてもこぢんまりした飲食店が多くなります。
小規模であることが多いので、頑張っても10人分の個室しか用意されていないなんていう事態も起こり得ます。
料理が美味しくて、チェーン店ではなく、ある程度の団体人数も受け入れてくれる個室のある飲食店となってくると、ほとんど数は限られているのが現状です。
場所が病院から近いか
もう一つの問題が、場所です。
たいていの飲み会は、平日の勤務終わり、特に金曜日に開催されることが多いですね。
外来や手術、患者対応などで初めから全員が揃うことなんて滅多にないというかほとんどないのですが、それでも平日に飲み会が開催れるのです。
病院から近く、お料理もおいしいものが提供され、ある程度人数の入れるお店があれば良いのですが、そういう飲食店なんて絶滅危惧種ですね。ほとんどありません。
あまりにも病院から遠いところの飲食店だと、会場に向かうにも、自宅に帰るにもタクシー利用が必要になります。
「○○先生〜、ちょっと店遠いな〜」なんて嫌味を言われてしまう可能性もありますから、要注意なんです。
まとめ
一般企業と同じように、若手医師も飲み会の会場選びでいろいろと迷うところがあるのです。
業務とは全く関係のない領域でいろいろと気を使わなければならないのは、困ったもんです。
別途「宴会場選び」みたいな手当の支給があってもいいような気もしますよね。
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