すごく忙しい共働き世帯における食事の工夫。外食してもいいじゃないか

共働き世帯にとっては、料理こそが最も時間を割かなけれならない家事であり、最も面倒な家事といえるでしょう。

毎回の食事のメニューを考え、食事を作り、そして片付ける労働力は、並大抵のものではありません。

忙しい医者夫婦が実践している料理の家事分担について、ご紹介しいたいと思います。

料理を巡っては夫婦間で争いが起きやすい

平日に仕事で疲れて帰ってきて、夕食を作らなければならないと思うとうんざりします。

仮に配偶者に食事を作ってもらったとしても、残された洗い物をみて、これまたうんざりしてしまうこともあるでしょう。

共働き世帯では、料理に関する争いは絶えないですよね。

料理って家事の中でも1番か2番くらいに時間を取られる、重労働です。

どちらが料理をするべきなのか喧嘩になることはよく経験されますし、片付けに関しても争いは絶えません。

結局のところ役割分担を曖昧にするとどちらかの不満は必ずたまり、かっちりとした役割分担を決めたとしても、思いもよらぬ場面にぶち当たった時に不満が表出してくるのです。

夕食を作っても、作ってもらってもうんざりしてしまうのが、料理の宿命なんでしょうか。

したがって、共働き世帯においては、料理に関する争いを完全になくすことは難しそうです。

【医師の視点】共働き医者夫婦の家事分担。夫婦円満に家事を分担するためのコツ

2016年11月23日

共働き医師世帯における料理の処方箋

そんな面倒な料理なのですが、問題を解決することは不可能かもしれませんん。

しかし喧嘩の火種を少なくすることは十分に可能です。

ここでは我々夫婦が何年もかけて確立してきた、料理に関する争いを減らす方法をご提案したいと思います。

簡単な料理を作る

料理を作るのは大変です。ですから平日の忙しい夕方には、簡単な料理で良いのだと思います。

手の込んだ彩りのある料理は、食生活を豊かに、人生を幸福にしてくれるかもしれません。

一方でどんなに美しい料理であっても、口の中に入ったものは消化されてエネルギーとなるだけなのです。

極端なはなし、生きるためなら夕食は栄養剤でも良いのではないかと思います(もちろん現実はそうはいきませんが…)

食生活に関しては、アメリカよりも日本の方が豊かなのは間違い無いでしょうが、日々の食事に関してアメリカ人が不満に思っているなんてことはまずないでしょう。

所詮食事はエネルギー補給なのです。

手の凝った料理とか彩り豊かな料理は、究極の贅沢と心得るべきです

外食を積極的にする

簡単な料理さえ作るのが難しいのであれば、外食でもいいんじゃないでしょうか。

共働き世帯の場合には、時給数千円で日々働いていることになるでしょう。

1時間かけて料理をして、精神と体力をすり減らすぐらいなら、外食するお金で解決した方が楽でしょう。

東南アジアなんかでは家で料理をするのは稀で、屋台で食事をすませるのがスタンダードだと言いますから、決して外食することは悪ではありません。

お店で惣菜を買う

デパ地下やスーパーなんかでおかずを買うのも十分考慮に入れるべきです。

これも時間をお金で買う発想ですが、手の込んだ料理を平日に1から作るのはすごく労力がいりますね。

ですから手間のかかりそうなおかずは買って帰るのが良いではないでしょうか。

私たちの場合も、家では白米だけ炊飯器にセットして、おかずはデパ地下で買って帰る手法をよく利用しています。

労力は少なくおいしいものを食べることができますし、家庭内で喧嘩することもありません。

実に素晴らしい方法です。

出前をとる

これはあまり頻繁に利用できる方法では無いですが、困ったら出前も選択肢ですね。

私たち夫婦はピザをよく出前します。

イタリア人だって週に何回もピザを食べているのですから、日本人だって何回食べたって問題ないでしょう。

お金さえ払えば料理を届けてくる出前の手法も、常に頭に置いておくべきではないでしょうか。

冷凍食品を利用する

最近では餃子やちょっとしたおかずなんかは、冷凍食品でも優秀なものが発売されています。

またブロッコリーアスパラガスなどは、野菜として購入してしまうと腐ってしまうリスクがありますが、冷凍されたものを購入することで、冷蔵庫の中で腐らすことなくいつでも使うことができます。

共働き世帯にとって冷凍食品は味方と心得るべきでしょう。

電子レンジ

最近の電子レンジは性能がすごくアップしています。

必要な具材を入れて自動調理ボタンを押すだけで、勝手に料理ができてしまうレシピもありますね。

時短料理の点では、電子レンジも積極的に活用すべきではないでしょうか。

自動調理器 – シャープ・ヘルシオ

技術の発展とはすごいもので、具材さえ入れれば勝手に調理をしてくれるマシーンもあります。

シャープの自動調理器・ホットクックは自宅でも使用していますが、これは便利です。

以前には外食やデパ地下でお弁当を購入していた夕食の機会が、全部この自動調理器にとって変わられました。

初期投資は必要ですが、日々の料理の労力を考えると、1ヶ月くらい使いこなせば十分に元が取れる調理器です。

これもかなり強くオススメしたいのですが、いまや手で洗い物を洗う時代ではありません。

面倒な洗い物は全て外注化=機会化すべきです。

私たち夫婦はかれこれ結婚してから洗い物を自分たちでやったことはなく、すべて食洗機任せにしています

これによって、少なくとも洗い物を巡って本気で喧嘩することはかなり少なくなりました。

最近では賃貸マンションでのビルトインタイプの物件がありますし、そうでない場合も外付けで食洗機を取り付けることが可能になっています。ぜひ利用したいところです。

労働力をお金で買おう

共通しているのは、時間をお金で買う考えです。

共働き世帯で働いている場合は経済的な余裕は少しはあるでしょうから、お金を出して機械化するしかありません。

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