どうもどうも。
妻と結婚してそろそろ数年経過するのですが、妻の仕事もひと段落つきそうとのことで、いよいよ妊活に進もうとの話になりました。
妊活って言葉はどちらかというと女性が使う言葉なのでしょうが、妊活を契機にして、毎回夜の営みの時間が決まるなど男性にとっても考えるべきことがないわけではありません。
そんな状況についてご報告したいと思います。
コンテンツ
女性医師の子作りのタイミングは難しい
いろんなところでも書いていますが、女医さんにとって子作りのタイミングは相当難しいようです。
やはり人手の足りていない病院や診療科ではおいそれと妊娠、産休なんてことは周囲の視線を考えると難しいようですね。
かといってキャリアや仕事ばかりを優先していると、気付いた時には40歳が近かった、なんてことになりかねません。
妊活なんて言葉生まれたのも、「そろそろ子供を作っても大丈夫な時期」という前提条件があってのことなのでしょう。
100年前だったらこんな言葉なかったでしょうね。全く生きづらい世の中になったものです…。
男性医師は大して考えることはないんですが、女性医師はいろいろ大変ですねぇ…
周囲の視線もちょっと気になる
あとは、周囲の視線もちょっと気になるところであります。
男性医師の奥様はほとんど専業主婦ですから、結婚してすぐにお子さんができる印象です。
ですから、結構若くしてみなさん子供がいるわけです。
飲み会の席なんかで子供の話になると、はなしについていけなかったりして、ちょっと肩身の狭い思いもするんです…。
芸能界みたいに、結婚する人しない人、子供がいる人いない人、みたいに多様な生き方があれば良いんですが、病院の中はそうでもないんですよね。
病院の中では、結婚して、子供がいる家庭こそがもっとも標準的で大多数な訳です。
こういうことを考えると、ああ、多様な価値観て重要だなぁ、と思うわけです。
妊娠しやすい時期とは排卵日の2日前
まあそうはいっても妊活です。
一般的な教科書では28日とされることが多いですが、正常な月経周期は25~38日です。
月経周期は複数のホルモンの複雑な相互作用によって調節されており、卵胞期、排卵期、黄体期の3つのフェーズに分けることができます。
子供ができるかどうかは、本当に妊活をしてみないことには分かりません。
上の表のように排卵日の前後に性交渉すると妊娠する確率が高い、なんて話は医師国家試験では必須の知識な訳ですが、実際はどうなのでしょうね。
こんなこと男性が調べるなよ、といった感じですが、ちょっと調べてみました。
ある論文でも発表されているのですが、実は妊娠の可能性が最も高い性交のタイミングは排卵日の2日前、次いで排卵日の前日なのです。また、精子の寿命は約36~48時間のため、排卵日の6日前から36~48時間ごとに性交することでより妊娠の可能性は高まります。
このロート製薬のサイトではちゃんと不妊治療に携わる医師のはなしを元に記事が書かれているのですが、どうやら妊娠しやすいのは排卵2日前、とのことのようです。
不妊かもしれない、という恐怖
排卵日の2日前が重要、といっても、確実に妊娠できるわけではありません。
先のロート製薬のサイトでも、以下のような記載があります
タイミングを取っても妊娠が叶わないのなら、ぜひパートナーと一緒にクリニックに足を運んでください。
さまざまな要因が妊娠を阻害している可能性があるためです。不妊状態にあるカップルの場合、その要因を持つ割合は女性と男性で半々だといわれています。
また、前述の通り、35歳を超えると妊娠率は低下します。
もうこう書かれちゃうと、本当に子供なんてできるのか?なんて気分になります。
医学的には正しいのでしょうけれど…
テレビや新聞では不妊治療が盛んに取り上げられていますし、病院やクリニックの中でも重要な専門分野のひとつになっていますね。
これだけ不妊、不妊と叫ばれてしまうと、まあちょっと不安になってしまうものです。
周囲には不妊カップルはあまりいない?
妊活の当事者になって初めて感じることですが、周囲の男性医師にはあまり不妊の夫婦っていない感じなんですよね。
だいたい結婚した聞けば、1年もしないうちに奥さん妊娠、子供誕生ってのが王道のストーリーになっています。
それに男性医師同士で不妊治療のはなしなんて、滅多にしませんからね。
というかこれまでで1回くらいかたことないですね。
かなりセンシティブな話題で相手のあることですから、みなさんあえて表に出していないだけかもしれないですが…
ま、とにかく妊活に向けてがんばるしかないですね。
1ヶ月の努力の結果は?
1ヶ月間妊活をトライしてみましたが、その結果や如何に?
1ヶ月間の努力
妊活、とはいろんな捉え方があるのでしょうが、男性側からすれば、如何になんども性交渉できるかどうか、であるかと思います。
そんなわけで私たち夫婦は、排卵日を狙って何度も何度もトライしました・・・・疲れている夜も、金曜の夜も、がんばったのです。
さて、ロート製薬のホームページには
排卵日の6日前から36~48時間ごとに性交することでより妊娠の可能性は高まります。理想としては週3日くらいスキンシップを図っていただきたいのですが、
と記載があるわけですが、週3回は結構しんどいですね・・・・
これは医者夫婦に限らず、共働きの夫婦であれば結構ハードルの高い数字なのではないかと思います。
実際にトライした回数は、10日くらいの間に4回くらいでしょうか???なんとか最低限のハードルはクリアできているかと思います。
妻に言わせると、排卵日も確実の予想できるわけではありませんから、ある程度幅をとる必要があるのですね。
酒や生活スタイルなど
これはあまり変えておりませんでした。
いつ子供ができるかなんてわかりませんし、あまり自分の生活に制限を加えてもストレスがたまるだけでしょう。
ただし妊娠中のアルコールの摂取については、日本産婦人科学会で禁酒するよう指導があるようです。
妊婦健診でまず重要なことは、妊娠初期に妊娠前の飲酒習慣について確認することである(推奨度B)。確認方法は問診で、「飲酒なし」、「機会飲酒のみ」、「(ほぼ)毎日」の3群に分けて確認するのが現実的である。
その上で、「(ほぼ)毎日」の場合にはその飲酒量や頻度の確認を行い、飲酒習慣のある場合にはなるべく早い時期にFASDの危険性などについて説明し、禁酒を指導することが必要になる。
ですから、妊活を試みるカップルについては、基本的にはお酒を飲まない方がいろんなリスクを減らすことができると言えるでしょう。
肝心の結果は…
さて、妊活の成果なのですが・・・・残念でした。。
妊娠しませんでした。競馬的には不受胎です。
30歳前後の女性が1ヶ月間性交渉を持った場合、妊娠する確率はおおよそ20%とのこと。ん〜決して高くはない数字といったところでしょうか。
健康な30歳の女性が性交渉をもった場合、妊娠する確率はひと月(1月経周期、1周期は平均28日前後)で約20%です。
日経DUAL :30歳が1カ月で妊娠できる確率は20%、40歳で5%
今後の方針
ま、残念ながら今月の妊活は成功しませんでした。
したがって、今の所は成功を夢見て婚活を継続するのみです。
もうちょっと婚活を継続して、妊娠に至らなければ早々に病院を受診した方が良いでしょうね。
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