リハビリ学はマイナーな分野ですね。
リハビリ専門の診療科がある病院は大規模な病院に限られるでしょうし、そこに在籍している医師ももともとは整形外科、神経内科の先生であったります。
リハビリ学分野に関して国家試験で深く問われることはないでしょうし、問われる内容があったとしても、神経内科、もしくは整形外科の領域かと思います。
教科書のおもな使用用途としては、講義や病院実習と並行して使うとか、試験対策に使うということになるかと思います。
★★★ 病気が見える 運動器・整形外科
教科書の中では最大の支持を受けている病気が見えるシリーズです。
好評を受けて2017年に整形外科分野も出版されたようです。
★★☆ 最新リハビリテーション医学
医歯薬出版より出版されているリハビリテーション医学の教科書です。本書の特徴はリハビリテーションの幅広い内容が要領よくまとめられていることです。
中身は文章中心に構成されており、グラフや表はそこまで多くありません。また各項目も医学生が知るべき程度の内容にとどめられています。
812ページという本書の厚さや、リハビリテーション医学がマイナー医学であることを考えると、決してもの足りない教科書ではないでしょう。辞書的に使うのが適当と思われます。
★★☆ 標準リハビリテーション医学
標準医学シリーズの教科書ですね。
マイナー分野でありながら何回か改定されていているようです。
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