【医師の視点】医学部男子の恋愛事情。イケてる男子からそうでない男子まで。

医学部在学中の重要なテーマのひとつが、恋愛です。

医学部の男子学生も、他の学部生と同様に、恋に悩み、葛藤しています。

ここでは、医学部生の男子の恋愛事情について、医学部男子の特色ごとに考えていきましょう。

医学部男子といっても幅広い

まずはじめに医学部男子と一口に言っても、恋愛の側面から見てみるとその要素は様々です。小学校や中学校ではスクールカーストなんていう言葉があり、書籍も出版されています

野球部やサッカー部で勉強ができる、クラスのリーダ的存在はピラミッドの頂点。それに引き換え大人しく、文化部の学生はプラミッドの下層、といったような組織内の目に見えない階級です。

医学部男子にも同様の階層が、ややあいまいではありますが存在しています。

医学部内におけるカーストとは

医学部内のカーストといっても、インドのそれや中学・高校のようにほど厳格ではありません。

そもそも20歳を超えた良い大人ですから、勉強ができる、スポーツができるだけでその人間の価値が決まるわけではありません。

実習や講義などでは、カーストの上位と下位が話すことはごく普通にありますし、カースト下層の男子学生であっても、同級生の女子とコミニケーションを取る事は全く問題ありません。

ただしカーストの上位層と下位層が一緒にどこかに出かけることはほとんどありませんし、一緒に飲み会を開催するという機会も少ないでしょう。

成績はあまり関係ない

医学部のカーストの特徴としては、成績がほとんど関与しないことでしょうか。

医学部内部でのテストの結果というのは、合否の判定は掲示されることはあっても、各個人のテストの点数まで公表されることはありません。

また医学部生の最大の目標は、良い成績を取ることではなく、国家試験に合格することですから、すごく良い成績を取るということに関しては、あまりインセンティブがないのですね。

ですから医学部の中では勉強のできるできないと言うのは、ほとんど重視されません。

ゆえに学力に由来するカーストはできにくいのが現状かと思います。

差が出るのはやはり恋愛事情

このようなゆるやかな医学部内カーストにおいて、もっとも差が出るのは恋愛面でしょうか。

自由で時間のある大学生にとって恋愛は大学生活の中でもトップ3に入るくらい重要なプライベートであるといえるでしょう。

カーストの上位に位置する男子学生たちは、毎日ファッショナブルでヘアースタイルにも気を遣っており、いわゆる充実した大学生活を送っています。

月に何度かは合コンが開催され、女性関係についても活発です。

一方でカースト下位の学生たちにおいては、高校生活の延長のような生活をしており、女性と縁のない学生も少なくありません。

いけてる男子の恋愛事情

そんな男子像かと思います。

ちょうど、ファッションの点を除けば、上記のような感じですね。天然パーマ系の男子医学部生も多いのです。

これは高校時代は勉強一筋であり、医学部に入っても閉鎖空間で毎日出会う人は同じ、という環境ですから、身なりに気を使わない学生が多いのは仕方ありません。

しかし、中にはすごくイケメンでファッショナブルな学生もいます。

イケメン男子医学部生の概要

所属しているクラブによるカーストというのはほとんどありませんが、高身長、イケメンは野球部、バレー部、バスケット部、サッカー部等に集積してします。

必然的にこれらのクラブに所属している医学部生がカーストの上位になります。彼らは医学部の中でも非常に目立っていますし、まさに医学部の中でもリーダー的な存在になっています。

恋愛面においても非常に充実しており、日常的に他の大学の女子学生と合コンを行ったり、同級生の中でお付き合いしたり、別れたりしています。

そのような学生は、おおよそ男子医学部生の10人に1人とか30人に1人位の割合なのですが、医学部の中における輝かしい存在として君臨しているのです。非常に希少価値が高いといって良いでしょう。

女性からは驚くほどモテる

そんなイケメンでファッショナブルな男子医学部生ですから、女性からは驚くほどアプローチがあります。

医学部内の女子学生からアプローチを受けるのはもちろん、部活動で関わりのある先輩や後輩、他大学の学生、マネージャー、さらにはアルバイト先の女性など、多方面からアプローチを受けているわけです。

イケメン要素に加えて身長が高ければこれは完璧で、在学中にモデルのスカウトを受けた同級生もいましたね。

ただしその魅力故か、女性からはストーカーまがいのアプローチを受ける男性もいたりして、それは端からみていると大変そうでもありますね。

性格は良くて友人も多い

彼らは人生の勝ち組ですから、生活や行動にも余裕があります。育ってきた環境も良いのでしょうね。

すごくかわいい医学部女子学生と同様に、性格的にも穏やかなことが多く、友人も多く、そのことが一層女性にモテる要素となっているのでしょうか。

医師となってからも恋愛は盛ん

イケメン男子医学部生は、中高校生時代から女性とのお付き合いがありますから、女性との接し方にも慣れています。

複数の女性からアプローチを受けるわけですから、あえて一途に一人の女性だけとお付き合いしようとすると、相当に理性的でなければならないですね。

したがってイケメン男子としての魅力を存分に発揮して、複数の女性と緩い関係を持ちながら学生生活を送っている男子学生が結構多いのです。

世間を見渡してみても、経済力のあるイケメン男性は、たくさんの若い女性と遊んでいることが多いようですから、これは仕方のないことかもしれません。

医者になってからもこの傾向は明らかで、研修医時代に美人の奥さんと結婚していったイケメン男子学生、イケメン男性医師も、医者になってからは女性の影がちらついたりしています。

普通の男子医学部生の恋愛事情

普通の男子は、文字通り普通の医学生でしょうか。

恋愛に関してもほどほどで、色々な女性と付き合う事はありません。

どちらかと言うと高校時代からお付き合いを継続している女性や、学生時代に出会った女性と長く付き合う傾向にあるかと思います。

卒業してからも結婚のパターンは様々です。

医学部時代の同級生と結婚したり、看護師さんと結婚したり、はたまた全く関係ない医療職と結婚する方もおられます。

いずれにしても、ごく普通の医学生のレベルであれば、みなさん問題なく結婚していくようです。

いけてない男子医学部生の恋愛事情

今度はイケてない男子医学生、すなわちカースト下位の医学生について考えます。

ここで考えているいけてない男子と言うのは、医学部生の中でも自分の身なりにあまり気をつかっておらず、ヘアスタイルなどもどこかあか抜けていない男子のことを指します。

ややもっさりした男子医学部生ですね。

彼らはいけていない男子といっても、成人していますし、なんといっても医学部生です。

同級生の男子医学部生のみならず、女子学生や教員とのコミニケーションも問題ありません。

学生実習が始まってからも、患者さんとのコミュニケーションも問題はありません。

ですから卒業して医師になってからも、患者さんの対応に問題があるとか、勤務態度が不真面目とかそういう事は全くないわけです。

女性関係には奥手

一方で学生時代に女性と遊ぶ事はほとんどありません。

同級生からみていると、結婚したら良き夫・父親になりそうなのですが、女性とお付き合いするキッカケがあまりないようなんです。

確かに女性からしてみれば、同じ医学生でもカッコ良い高身長の男性の方に惹かれるのは仕方ありません。

そんな彼らもただし医学部を卒業してからは、研修医として病院で働き始めます。

病院では若い独身医師は貴重な存在であり、少なからず看護師さんからのアプローチを受けます。

彼らの性格やコミュニケーションに問題がなければ、働き始めて5年もすると半数以上の医師は結婚していくでしょうか。

このようなイケていない医師であっても、結局のところ働き始めると結婚する医師は多いのです。

まとめ

医学部男子の恋愛事情について考察してみました。

ほとんどの男性は、どの階層にいようとも最終的には結婚していくのですが、恋愛事情については多種多様といって良いかもしれません。

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