医師であるならば、積極的に投資について考えていくべきです。
医師には、投資に適した経済的な環境が整っているといえます。
ここでは医師が投資を行う理由について考えてみたいとおもいます。
コンテンツ
医師が行う投資とは
医師の中には投資に手を出している先生は多いと言えるでしょう。
ここでは見聞きした情報の中から、実際の投資事例についてご紹介しましょう。
手軽に始めることができる株式投資
医師が行っている投資で最も多いのは、やはり株式投資でしょうか。
飲み会の席では、あの先生も、この先生も株式投資の話をしてますね。
現在はNISAと呼ばれる非課税枠でお得に株を購入できますし、国内株式であれば数万円程度から投資することができます。
それにNISA枠内、おおよそ年額100万円くらいであれば、企業が潰れない限りは大損することもないでしょう。
ただし勤務中はチャートを頻繁に見ることは難しいですから、どちらかというと長期保有して株価の値上がりを待つとか、株主優待、配当を待つスタイルになるかと思います。
週単位や月単位の売買であれば、1日中チャートに張り合っていることもないので、普段病院で忙しい医師でも投資することができますね。
またちょっとハードルを挙げて外国株に投資している先生もいます。
毎朝のレートチェックは必須だそうで、大変だそうです。
iDeCo(イデコ)
別名確定拠出年金の名で知られているiDeCoも立派な投資と言えましょう。
勤務医であれば年額最大27万円程度を拠出し、投資信託で運用する制度です。
この投資方法の素晴らしいところは、節税効果も得られる点でしょうか。
病院ではあまりやっていない先生も多いと思いますが、節税効果の点からは是非とも参加しておきたい投資です。
詳細は下記に記しておりますので、ご覧ください。
たくさんのリターンを期待できる不動産投資
成功すれば不労所得を得ることのできる不動産投資は、非常に魅力的です。
最近ではサラリーマン世帯でも不動産投資を積極的に行い、給与収入以上の収入を得ている家庭もあるそうですね。
m3やMedpeerと呼ばれる医療従事者専用の情報サイトでも、不動産投資のスレッドがしばしば建てられています。
そこでは不動産投資が果たして儲かるか、それとも儲からないかということについて、盛んに議論が行われています。
毎年大学から送られてくる同窓生の近況を任意で記した分厚い冊子にも、「不動産投資で成功して今は悠々自適の生活をしています」といったうらやましい先生の記述もあります。
不動産投資の具体的な話について、病院内で話題に上ることはないのですが、こっそりと小規模で投資をしている勤務医の先生は決して少なくないでしょうね。
ただし、不勉強で不動産投資を行うのは結構なリスクとなります。
私も不動産投資のセミナーに参加したことがありますが、内容は燦々たるものでした。
しっかりとした勉強が必要になる投資です。
医師が投資を行うべき理由
このようにいろんな投資方法があるわけですが、今度は医師が投資を積極的に行う理由について考えます。
資本がある
医師の場合は若い頃から高収入であることが多いですね。
したがって投資に回せる資本を蓄えやすいと言う背景があるかと思います。
今や定期預金の利率はスズメの涙程度ですから、資本がある人間は積極的に投資を行い、運用するのがスタンダードです。
若いうちから貯金ではなく、収入を投資に回しておくというのは非常に大切なことなのです。
信用がある
医師は社会的信用があります。
株やiDeCoであれば借り入れを行う必要はないですが、不動産投資となるとローンはほぼ必須です。
しかし不動産投資を行う際も、医師の肩書きさえあれば、苦労せずに資金を調達できるというメリットがあります。
税金が高い
医師という職業は、若いうちから1000万円に近い年収を得ることができます。
しかしその代償として高い税率で所得税を払わなければなりません。
例えば課税所得年収900万円以上の所得税率は33%となっています。住民税と合わせると税率はおおよそ43%です。
つまりこのような医師が一晩6万円の病院当直をしたとしても、そのうちの3万円近くは税金として持っていかれてしまうわけです。
一定以上の収入がある限り、もはや半分が税金で消えていくことになりますから、節税にも目をむけて検討していく必要があります。
投資のうち勤務医が経費計上して所得を圧縮できるのは、せいぜい不動産投資くらいなものです。
したがって巷では、節税を謳って不動産投資を行うことが盛んに推奨されています。
ただし実態は医師をカモにした悪徳な不動産投資会社もありますから、相当に勉強してチャレンジされることを推奨します。。。
世の中おいしい話はないものです。
最後に:騙されないために
とまぁ医師は金を持っているし、信用力もあるので、投資を行う人間としては申し分ありません。
世の中には医師を良いカモだと考えて、あの手この手で近づいてくる輩もいます。
病院にかかってくる迷惑電話などがその典型例ですね。
したがって騙されないためには、投資自体を全く行わないようにするか、それとも業者を論破できるくらいに知識を身につけていく必要があるでしょう。
美味しい話なんてない、そう心得るべきなのです。
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