どの世界でも独身とは肩身の狭いものなのですが、それは医師も同じです。
独身であるというだけで、男性医師も肩身の狭い思いをすることが多々あるのです。
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飲み会などで肩身のせまい独身男性医師
飲み会の席においては、独身男性はやはり肩身が狭そうです。
看護師や同僚の医師からは「先生はなんで結婚しないの?」とか、「良いお相手はいないの?」などといった質問が飛び交います。
聞いている方には、悪気はないのでしょう。
質問されている医師としては、余計なお世話だと言い返したくもなるのでしょうが、先輩から言われた場合には黙って聞き流しているしかないのでしょう。
若くして結婚した男性医師の場合には、お相手の女性は専業主婦で、すでに子供が居る場合も多くあります。
お子さんの話題になった場合などには、独身男性医師はその話題についていけませんから、ますます肩身を狭く感じてしまうでしょう。
自分自身は特に気にしていなくとも、周囲の視線や発言があるがゆえに、肩身を狭く感じてしまうこともあるかもしれません。
親からのプレッシャー
もちろん圧力があるのは、職場の人間関係からだけではありません。
親からのプレッシャーも相当なものと想像されます。
以前に独身の男性医師と話したことがあるのですが、病院内のプレッシャーよりも、親との関係性を考える方が難しいと話していました。
手塩にかけて育てた息子が30歳を過ぎても結婚できないとなってくると、ご両親としても心配なのでしょうか。
プレッシャーが強くなってくると、年末年始などは当直や病棟当番を盾にして、実家に帰ることも少なくなったと話しておりました。
まだまだ世間は結婚が当たり前の世界
社会の多様化が叫ばれるようになった昨今ですが、それでも固定観念は簡単には変えられません。
いまだに多くの人は結婚=当たり前と考えていますし、結婚は社会承認における一つの通過点となっています。
結婚、子供を持つことこそが一人前の人間として認められる条件となっており、そうでない人間は一段下にみられてしまうのです。
とにかく独身男性の肩身は狭いのです。
病院内における独身男性のおおよその割合とは
さて独身男性の割合ですが、医者になってすぐの研修医時代には、ほとんどが未婚である一方で、30代ともなれば5人に1人ぐらいになります。
30代後半や40代ともなれば未婚の男性医師はほとんどおらず、珍しい存在といって間違い無いでしょう。
こちらの記事にある通り、30代の未婚率は35-47%程度となっています。
収入が高く周囲に女性が多い職場で働いている男性医師の未婚率はもっともっと低い印象です。
世間一般では未婚化とか晩婚化が叫ばれていますが、医者の世界は決してそうではありません。
収入の面でも、社会的な地位の面でも恵まれており婚活市場では大人気のようです。
病院の中でもその人気は絶大で、研修医時代にいろんな診療科をローテーションするわけですが、たいていの男性医師は看護師さんと仲良くなります。
そして多くの医師たちが看護師さんと仲良くなってお付き合いを始めるのですね。
研修医時代に知り合った看護師さんと結婚していく男性医師は、すごく多いのが現実なんです。
結婚しない医師。なぜなのか
そんな中で独身男性医師が結婚しない、できない理由にはいくつかあります。
結婚できるような男性医師でありながら、運悪く女性との縁がなく結婚できない場合もあるでしょう。
30代くらいで結婚しない医師の中には「まだ独身生活を謳歌したい」とか「まだたくさんの女性と関係を持ちたい」などと少々わがままなことを考えている男性もいます。
実際に容姿や性格は合格点にも関わらず、お付き合いしている女性が継続的にいるにも関わらず、結婚しない男性はいるのです。
そのような男性たちの結婚観について聞いてみると、やはり結婚には後ろ向きなのです。
結婚したくてもできない男性も
もちろん結婚したくても結婚できない、本当に肩身の狭い先生もいます。
男性医師といえども性格的にどうしようもない男性はいますし、ファッションにあまりにも無頓着な男性もいます。
そのような男性はなかなか結婚できない現実があるのでしょうか。
婚活パーティーや婚活サイトなどをぜひ上手に利用してもらいたいものです。
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