病院の中で行われる病理解剖の概要について。死因を特定するために行われる解剖
ある程度の規模の総合病院には、病理診断科と呼ばれる診療科が設置してありますね。 そこに在籍する病理医の主な仕事は、簡単に言うとがん細胞を顕微鏡で見ることです。 そして病理医は、病院の中で働く医師として、唯一解剖を行う診療…
ある程度の規模の総合病院には、病理診断科と呼ばれる診療科が設置してありますね。 そこに在籍する病理医の主な仕事は、簡単に言うとがん細胞を顕微鏡で見ることです。 そして病理医は、病院の中で働く医師として、唯一解剖を行う診療…
医学部というと受験エリートの成功者が集まっているイメージかもしれませんが、そこには様々な恋愛模様があります。 微笑ましい男女関係から、ドロドロした男と女の情事まで、6年間の出来事を記録すれば、小説のひとつくらいは題材にな…
医学部の専門課程に入ると、法医学分野を学んでいくことになります。 法医学というと専門にしている医者は日本でも数えるほどしかいませんし、一般病院に勤務している限りは、接することもほとんどありません。 そんな法医学分野ですが…
最近では病院内にコーヒーショップ・カフェが入っていることも多いですね。 私の勤務している病院にも、スタバが運営されています。 患者さんにとっては、日々のつらい治療からほっと一息つけるスペースになるでしょうし、医師にとって…
地方病院なんかで病院を受診すると、「本日の診察は出張医です」という看板が出ていたりしますね。 出張医とは、医者が少ない病院に他の病院から派遣された医者のことを指します。現代風に言うところの、派遣社員ならぬ派遣医師といった…
入院した患者さん、外来で治療した患者さんで、保険会社の診断書を書くことが求められることがあります。 大抵は事務方を通して診断書が自分の机にまわってくるので、それを記入するかたちになります。 病院によっては医師の負担を減ら…
医者として病院の中で働いていると、外線から医療とは全く関係のない電話がかかってくる場合があります。 大抵は営業の電話なのですが、診察中にかかってきたりすると時間が取られるし、かといって無下に断ることもできなくていろいろと…
私が研修を行っていた病院は、地域でも有数の救命センターを擁する基幹病院でした。 全国的には救急医の不足が叫ばれて久しいですが、そこの救急部では10人以上の医師を有しており、アクティブに活動していました。 ですからそこでの…
患者さんが死亡した場合には、死亡診断書を書くことになりますね。 最初の頃は責任感あるなぁ〜と思って書いていた診断書なのですが、数を重ねてきて夜中2時に書くような場合には、完全な事務作業です。 眠いですから、もはや感傷に浸…
医師の職場関係でもホームパーティーが開かれることがあります。 たいていは大学病院や、総合病院に勤務しているときに、職場の上司に招待されることが多いですね。 ただいろんな人が出席するパーティーだと、どのような話題を提供すべ…
大学病院の医局では、一年を通していろんなイベントが開催されます。 医局員はほぼ必須のイベント、そうでないイベント、家族ぐるみで参加できるイベントなど、とにかくいろんなレクリエーションが開催されるのです。 どうしてこんなに…
研修医は、いつでも辛いものです。 初期研修の間には、2年間かけて病院の中のいろんな診療科をローテーションしていきます。 内科や外科などはどこの研修病院にもありますし、扱う疾患も基本的なものなので、研修医の間は必ずローテー…
日本に住んでいる限り、地方病院でも最先端の医療を受けられるように、医療設備を整える必要があります。 しかし残念ながら、地方と都市部の病院によって診療のレベルがは違ってくるかと思います。 やはり規模の大きな病院の方がいろい…
医学書を英語で読むことにはいくつか利点があります。まずは、英語に対するハードルをなくすことです。 大学病院などのアカデミックセンターで働く場合には、論文を読む抄読会、海外講師の公演、国際学会での発表、論文の執筆など、英語…
国家試験の学習において重要なのは、いかに効率よく重要なポイントを網羅するということにかかっています。 ここにきてハリソン内科学のような1kg以上の重量の教科書を1から読むことは推奨されません。ネット講座を受講しているかど…
医学書の中には、分野ごとに一冊ごとの医学書になっている、いわゆるシリーズの教科書があります。 シリーズ教科書の良いところは、各分野の教科書において統一性があり、自分にあったシリーズを選ぶことができれば、当たり外れのないク…
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