公衆衛生学 – おすすめ教科書

公衆衛生の分野は、基礎系の科目と比べると異色な分野ですね。

生物学というよりは、社会学系の分野ですし、どちらかというと現代社会とか、そちらの方に近いかもしれないですね。

試験勉強というとと暗記が主体で、生理学や内科学分野のように、論理的に考えることも少ないかもしれません。

教科書選びに関しては、公衆衛生分野の特徴として統計データや制度などは、数年ごとに大きく変わりますから、頻繁に改訂されてある教科書を持っておくことが絶対に必要です。

そのような意味でも、わかりやすさという点でも、試験対策ということに関しては、メディックメディアが出版している下記の「公衆衛生がみえる」が第一選択になるのかな、と思います。

★★★ 公衆衛生がみえる

イヤーノート、レビューブックと並ぶ国家試験対策に特化して編集された教科書で、過去の国家試験で出題された公衆衛生分野の内容が網羅されている。

文章は箇条書きスタイルで、医療費の推移などグラフ、表を交えて説明されている項目も多い。

最大の特徴としては、試験対策を行うにあたって、効率よく学習できるよう、国家試験で出題されないであろう項目は割愛されている。

また本書は毎年改訂されており、掲載されている情報は最新のデータを用いていることなどが挙げられる。

国会試験では、毎年最新のデータで出題されるわけなので、公衆衛生の場合は、頻繁に改訂されているのが良い。

公衆衛生学の講義と平行して用いるには、背景事項の解説などがなく心もとないが、定期試験対策、国家試験対策に使用するには極めてよくまとまっており、非常に役立つテキストである。

★★☆ STEP 公衆衛生

2009年までは1年に1回改訂されていたようであるが、2009年からは3年に1回改訂というペースになった模様。公衆衛生の教科書は国家試験対策の面から考えても頻繁に改訂されている方がよい。

講義調ということで、文章をベースに書かれている。文章自体は読みやすく、また頻繁に改訂されているので、選択肢の1つとして検討したい1冊。

★★☆ 標準公衆衛生・社会医学

標準シリーズの1冊の通り、内容や構成は標準的である印象を受ける。

地域保健、産業保健といったおおきなくくりから、20行程度の細かい内容にまで区分されており、読みたい箇所だけ選んで読むことができる。

またイラストや図、表なども豊富で読んでいて飽きない。

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先生まだ医局辞めてないんですか?

法医学 – おすすめ医学書

法医学というと、医学部の講義の中でも最も学ぶ時間が短い分野かもしれません。

学生時代の試験では幅広く知識を問われるかもしれんが、国家試験では、臨床で最低限知っておくべき知識か紹介されないのが正直なところでしょう。

また、実際に臨床の現場に進んでしまえば、死斑や死後硬直といった法医学的な知識が問われることはまずありません。

ですから、法医学の医学書というのは、数も限られていますし、改訂のスピードもあまり短い間隔ではない、というのが現実かと思います。

★★★ 学生のための法医学

法医学の標準的教科書です。学生のための、というだけあって内容量が抑えられている印象です。

とは言っても試験で問われるレベルの知識は網羅されているので(そうでないと学生のためでない)、時間がない学生や、試験のゆるい医学部の学生はこちらを使うとよいでしょう。

★★☆ 法医学

こちらは2009年出版の法医学書の中では比較的新しい教科書です。

内容量は約300ページで、法医学をさらっと勉強したい学生にはちょうどいい量だと思われます。辞書的にも、通読にもマルチに使えるでしょう。

巻頭には60−70枚程度のカラー写真が掲載してあります。本文中にもイラストや表、写真などが文章とちょうど良い割合で配置されており、標準的な教科書と言えるでしょう。

エッセンシャル法医学と同じようなテイストで書かれていますが、統計などはこちらの方が新しくデータを取り入れています。

★★☆ エッセンシャル法医学

内容は決して深入りすることなく、学生レベルで必要な知識がコンパクトにまとめられています。辞書的にも講義と平行して通読にも向く教科書です。

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