【医師の視点】共働き医者夫婦の家事分担。夫婦円満に家事を分担するためのコツ

どのような職種であれ、共働き世帯で夫婦がお互い忙しく働いていると、家事分担はなかなか難しい問題です。

私たちも以前は家事をうまく分担することに非常に苦労しました。

どのようにすればあまり夫婦で喧嘩することなく、上手に家事を分担できるのでしょうか。

家事の分担をどうするか。お互いが気付いた時に

妻もフルタイムで働いていると、女性に家庭をまかせるとか、男は稼いでさえくれれば良い、などと悠長なことは言ってられません。

積極的に家事に参加し、家庭が円滑に進むように努めなければなりません。

私たちの夫婦では明確な家事の分担は行わずに、お互いが気づいたときに家事をやるというのが暗黙のルールになりました。

お互いの分担をはっきり決めて家事をすると言うのは合理的な方法ではありますが、どちらかが負担を感じたり、仕事の関係でうまく家事がうまくまわらなかったりすることも考えられます。

まあ実際そうで、あらかじめ分担を決めるのは、予定通りに家事が進まなかった時に軋轢を生むような気がします。

こうなってしまうと、比較的時間の余っている方が何も仕事をせず、切羽詰まっている方が自分の任された家事を行わなければならない、といういかにもストレスが発生しやすい状況が生まれてしまいます。

ゆえになんとなく、どちらか気づいた方が家事を行うという方針になりました。

掃除はルンバに任せる

掃除も家事の一大イベントです。

これはある程度の部分までは自動化することができます。

その代表がロボット掃除機であるルンバでしょうか。

我々の家では、掃除機をかけるのは最小限にして、可能な限り毎日ルンバできれいにしてもらうようにしています。

私の家ではルンバが2台稼働しており、フローリングの埃を除去する程度であれば、わざわざ掃除機をかけることもありません。

ルンバでも掃除が行き届かない部分にだけ週末に掃除機をかけるようにしています。

食料の買い出しはやらない。ネットスーパーに一任する。

以前は近くのスーパーまで週末にまとめて買い出しに行き、1週間分の食材を買い込むようにしていました。

しかし仕事が忙しいと週末に買い物に行くのも億劫ですし、どちらが買い物にいくかで揉めてしまうこともありました。

したがって今では、積極的にネットスーパーを利用するようにしています。

うちの近くにはヨーカドー系のスーパーがありますので、イトーヨーカ堂のネットスーパーを頻繁に利用しますね。

水やコメなどの重いものでも宅配してくれますし、店頭と同じ価格でほとんどのものを手に入れることができるので、私たちの家庭ではかなり利用させてもらっています。

仮に数十円、数百円程度高かったとしても、そのお金を支払うだけのメリットは十分あると思っています。

思い水のケースを、スーパーから自宅まで数百円で配達してもらえるとしたら、こんなに素晴らしいことはありません。

お互いのストレスを軽減できるように、利用できるものはどんどん利用しよう、というスタンスです。

食事は作れる時間のあるほうが作る

これが共働き世帯の家事分担の中でも一番大きな問題かと思います。

やっぱり共働き世帯にとって料理を作るのが一番負担ですよね。

食事に関してはお互い家に帰ってくる時間が一定では無いですし、そもそも病院の当直で帰ってこないこともあります。

私たち夫婦の間では、基本的にはどちらか早く家に帰ってきた方が食事を作るようにしています。

どうしても気分が乗らないとか、食事を作るのが億劫な場合は、家に常備してあるちょっと高級なレトルト食品+αで済ますようにしていますね。

いまや出前もインターネットで注文できる便利な時代になりましたから、時間をお金で買う感覚で、頻繁に利用していますよ。

食器洗いは食洗機に任せる

食事を食べた後に、どちらが食器を洗うかも悩みの種でした。

食器洗いはこまめにやらないと食器が溜まっていきますし、冬場などは水が冷たくてあまり気が進みません。

どちらが食器を洗うのか、としばしば喧嘩になるもの共働き夫婦によくある事象ではないでしょうか。

食器洗いするのもお互いに負担、とのことであり、思い切って食器洗い乾燥機を導入するに至りました。

食洗機は実に便利で、基本的には使った食器を食洗機に入れ、洗い終わった食器を取り出して棚に収納するだけです。

また食洗機は人の手よりもより入念に、そして高温の水を使って洗浄しくれますから、洗浄力の点でも手洗いよりも優れています。

今や食洗機の性能も非常に優秀ですから、食洗機だとよく洗えない、なんてこともないでしょう。

共働き夫婦には食洗機の導入を強くオススメします。

洗濯は全自動洗濯乾燥機に任せる

洗濯に関してはすべて洗濯機まかせです。

洗濯を終えて、自ら洗濯物を干して、それを乾かして、、、なんていう時間はないですから、洗濯から乾燥まですべてを洗濯機内で完結させています。

本当は室外に干した方が良いのでしょうけれど、洗濯機から洗濯物を取り出して、乾いたところで取り込んで…なんてのは共働き夫婦だと不可能でしょう。

天候が悪くなったからといって、すぐ取り込めるわけではないですし。

したがって共働き世帯には、洗濯から乾燥まで一気にやってくれる全自動洗濯機が欠かせないといえるでしょうね。

そのほかの家事もできる方がやる

ゴミ捨て等に関しても、袋がいっぱいになり次第お互い気づいた方が捨てるようにしています。

私たちのように医者で共働きだと、買い物に行く時間も惜しいです。

土日も完全に休みだといいんですが、学会、当直などで二人とも完全オフっていう日は月に1回あるかないかくらいです。

となると、車に乗ってでかけて、重たいものを買ってというのも時間的に厳しかったりします。なので、私は食料品以外はAmazonをヘビーユーズするようにしています。

医者は長時間労働や当直で休めない。病院はブラック企業である

2018年1月5日
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