学士編入という医学部への入学方法

あまり知られていませんが、医学部には学士編入と言う制度があります。

大学を卒業した方が、医学部で学ぶ方法

これはいちど医学部以外の大学を卒業した方や、大学を卒業後に社会人として働いていた人が、医学部の専門課程から途中入学できるようにしたシステムです。

ちょうどアメリカのメディカルスクールなどは、いちど違う分野専攻で大学を卒業した人などが、メディカルスクールに入学するようになっていますので、アメリカ式の医師の教育課程と言ったほうが正しいかもしれません。

全国ほとんど医学部で、学士課程の学生を募集していますが、入学までは非常に狭き門となっています。

学士編入の門戸は非常に狭き門である

試験では、英語や数学などの基礎的な学力のほかに、小論文などの課題も課されることがあるようです。私の学生時代には、100人以上の受験生が学士入学を試みて受験したようですが、実際に合格したのは5人だけでした。

学士入学した方々が、すごく優秀かと言われると、そこには疑問が残ります。学生時代はたいして勉強していなかった学士入学者もいました、授業に真面目に出ていない学士入学の学生もいました。

ただし学歴と言う点では、海外の大学や東京大学・京都大学を卒業していると言うのは当たり前で、それが前提条件となっているような感じがありました。さらに学生時代の業績や、英語などで何かしら目を引くものはないと入学するのが難しいのです。

ただし、学生の多様性と言う点ではいろいろな入学のルートがあって良いのかもしれません。

違う学年にはこのほか驚くような学歴を持っている人もいて、東京大学よりも大学ランキングで遥か上を行くような海外の大学を卒業した隠し編入の方もいました。

学士編入は現実的な入学方法ではない

医学部に最初から入学するよりは、学士入学した方が、医学部で学ぶ時間は短くなります。ですから、大学を卒業している場合は、学士入学が最も効率の良い医学部への入学方法ですね。

ただ、実際は上記にも書きました通り、非常に狭き門です。倍率はどこの大学でも10倍以上ですし、採点基準も不明瞭です。

ですから、通常の医学部入試で医学部に入る方が、確率は高そうです。実際に、大学を卒業した方であっても、通常の医学部入試で入ってこられる方のほうが多いですね。

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先生まだ医局辞めてないんですか?

 

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