株式投資 において小野薬品工業が発売しているオプジーボは将来有望な抗がん剤か?




働いても働いても、お金はたまらないですよね。勤務医の身分としては株式投資をしている先生は多いです。

流石に経済分野まで精通している医師は少数ですから、何かと身近な医療系の株は買いやすいですね。

2015年後から話題の新規抗癌剤、オプジーボを発売している小野薬品工業について考えていきましょうか。

医者が行う株式投資の利点

医者の給料ともなればそれなりに高収入になりますから、累進課税にしたがって結構な税金がかかってきます。

年収1000万円で独身だと課税所得税は196万ということですから、年収1000万円以上のたいていの医者は所得税だけで200万以上支払っていることになります。

これは20年働き続ければ、4000万円も税金で引かれることになりますから、これだけで立派なマンションが購入できてしまうような額です。

こんな低金利時代に銀行にお金を預けて置いても利息は微々たるものですから、効率的なお金の運用を考える必要が出てきます。

そこで重要になってくるのが株式投資ですね。

株式を保有することで毎年1-2回株主優待を受けることができたり、業績に応じて配当金を得ることもできます。

インターネット上で3クリックくらいすれば株式を購入できてしまうのも大きな魅力です。

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有力な株式の銘柄を考えてみる

医者って基本は病院の中にしかいませんから、企業でいうと製薬会社以外の情報は入ってこないものです。

有力な銘柄が分からない中、注目している銘柄の一つが小野薬品工業です。というのもこの小野薬品工業は2015年ごろに抗癌剤であるオプジーボ(ニボルブマブ)を発売しました。 

 

2014年ごろまで1000円少しで推移していた小野薬品工業の株価は、オプジーボの登場と時を同じくして爆発的に上昇し、一時は5000円まで上昇しました。

その後薬価の引き下げや業績の修正等を受けて下がっていますが、それでも数年前と比べると何倍もの株価を維持しています。

オプジーボの今後の展望

このオプジーボは免疫チェックポイント阻害剤とよばれる、これまでの抗癌剤とは全く違う作用機序を持つ抗癌剤です。

この画期的ながん治療薬の登場により、これらの薬剤の作用機序を発見した日本人に、ノーベル賞受賞の可能性まで出てきました。

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日々臨床業務をしていても、時折オプジーボを投与されている患者さんのカルテを見かけることがありますね。

効果があるのは2-3割の患者

オプジーボは作用機序は新しいものの、決して夢の薬ではありません。そもそも新規抗癌剤ひとつですべてのがんが直せるほど、がんは簡単な病気ではありません。

肺癌に関してもオプジーボが著効する患者さんもせいぜい2−3割程度と言われており、実際に全く効いていない患者さんを診察することもあります。

このオプジーボの有用性は、やはりこれまでにないタイプの抗癌剤、であることにつきます。

がんを完全に直すのは非常に難しいのが現状で、特に抗癌剤を何種類も使うような病気が進行したがんでは、いかにして体に負担なく過ごせる時間を長くするか、ということに重点が置かれます。

そのためにはたくさんの選択肢を持っていることが重要で、この薬がだめなら次の薬、というように手を変え品を変え、がんの治療はすすんでいきます。

いろんながんに効果がありそう。見通しは明るい

その戦略の中でオプジーボは非常に有用な役割を果たし始めています。

現在ではいくつかのがんにしか適応がないとされていますが、すでにメジャーな悪性腫瘍に対して既存の抗癌剤とオプジーボの効果を比較する臨床試験が行われています。

そして私が予想するには、おそらくオプジーボがかなり効くがんが、肺癌以外にもいくつかあると考えられます。

胃癌、膵臓癌、肉腫、脳腫瘍などでは非常によく効果のある抗癌剤、といった革命的な抗癌剤が未だにありません。

したがって、これらの領域の悪性腫瘍では、ニボルブマブが有望な抗癌剤として保険承認される可能性は大いにあると考えています。

そういういいでは、オプジーボの癌治療における存在というのはまず間違いないく高まっていくでしょう。

オプジーボの薬価はどうなるか

このオプジーボが非常に高額なのはよく知られているところです。

少し前の肺癌学会でもこのオプジーボがトピックになり、「患者が死ぬか、(適応を考えずに使い続け、国会財政が破綻することで)国が死ぬか」というような議論になったと聞きます。

2016-17年にかけては、国の医療財政を支えるために緊急的に薬価が半額に引き下げられたりもしました。

実際に医療の現場で働いてる医師からすると、このオプジーボが非常に高額で、2割くらいの患者にしか効果がないことは自明です。

しかし他に使える抗癌剤がなくなって、患者から「先生、オプジーボ使ってください」と言われてしまったら、適応がある限りは使わざるを得ないのが現実です。

「国に負担がかかるから無理」なんて口が裂けても言えません。現状このオプジーボを使わないような積極的な理由がないのが現状です。

ゆえにこのオプジーボは国の財政状況を無視するようにどんどんと使われていくでしょう。そうなれば小野薬品工業の業績は上向き、それに連動して株価が上昇するのは目に見えています。 

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