法医学 – おすすめ医学書

法医学というと、医学部の講義の中でも最も学ぶ時間が短い分野かもしれません。

学生時代の試験では幅広く知識を問われるかもしれんが、国家試験では、臨床で最低限知っておくべき知識か紹介されないのが正直なところでしょう。

また、実際に臨床の現場に進んでしまえば、死斑や死後硬直といった法医学的な知識が問われることはまずありません。

ですから、法医学の医学書というのは、数も限られていますし、改訂のスピードもあまり短い間隔ではない、というのが現実かと思います。

★★★ 学生のための法医学

法医学の標準的教科書です。学生のための、というだけあって内容量が抑えられている印象です。

とは言っても試験で問われるレベルの知識は網羅されているので(そうでないと学生のためでない)、時間がない学生や、試験のゆるい医学部の学生はこちらを使うとよいでしょう。

★★☆ 法医学

こちらは2009年出版の法医学書の中では比較的新しい教科書です。

内容量は約300ページで、法医学をさらっと勉強したい学生にはちょうどいい量だと思われます。辞書的にも、通読にもマルチに使えるでしょう。

巻頭には60−70枚程度のカラー写真が掲載してあります。本文中にもイラストや表、写真などが文章とちょうど良い割合で配置されており、標準的な教科書と言えるでしょう。

エッセンシャル法医学と同じようなテイストで書かれていますが、統計などはこちらの方が新しくデータを取り入れています。

★★☆ エッセンシャル法医学

内容は決して深入りすることなく、学生レベルで必要な知識がコンパクトにまとめられています。辞書的にも講義と平行して通読にも向く教科書です。

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先生まだ医局辞めてないんですか?

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