神経内科 – おすすめ教科書

神経内科はどちらかというとマイナー診療科に分類されるかもしれません。

患者さんの身体症状と神経解剖をリンクさせ、症状の原因を探っていくというのはまさにサイエンスの世界で、非常におもしろい診療科ですね。

★★★ 病気が見える 脳・神経

神経内科学分野の教科書に関しても、病気がみえるが第一選択になるかと思います。病気がみえるシリーズの詳細な解説は下記に記載しております。

おすすめ教科書・医学書(シリーズもの). 病気が見える、標準医学、STEP、TEXT…

2017.12.15

★★★ 医学生・研修医のための神経内科学

学生向けに書かれた教科書です。神経内科に限らず、ほとんどの教科書は専門的な知識までもが羅列されていて、学生には使いにくいことがあります

本書は医学生が知るべき知識+α程度の内容におさめられていて、それでいて神経内科領域は網羅されています。また本文は口語調ではなく、正統的な医学書としてのテイストになっており、試験対策にも十分耐えうるものになっています。

巻頭には神経内科領域の診察法に関して簡単な説明があり、本文はイラストやMRI画像を交えてかかれており、理解を深めてくれます。

全体としてはだらだらと文章を書くのではなく、疫学、病理、病態生理、症状、治療などに分かれてかかれており読みやすい。

★★★ ベッドサイドの神経の診かた

神経学的診察法を紹介しているテキストです。20版近くまで出版されており、それだけ読者に愛され続けていることが伺えます。

神経内科学分野は解剖学な的病変部位と症状が対応しているので、本書を読むことで各疾患の症状の成り立ちをより深く理解することができます

また、診察に関するイラストやグラフなどは多く掲載されており読みやすくなっています。神経内科関連の画像や治療などの実践的な知識は掲載されておらず、あくまで診察法に特化しています。

全体の内容量は470ページ、文章中心の構成となっており、読み込むには十分な時間が必要でしょう。病棟実習や研修医でローテーションする際には是非とも持っておきたい本です。

★★★* 神経内科ハンドブック

1200ページに及ぶ神経内科の教科書です。

診察法、局在診断から始まって、各疾患の解説はもちろん、各種検査の手技・意義・検査結果の読影方法などまで掲載されており、まさに神経内科学の総合的な教科書となっています。

上記のような内容から、レジデントや非神経内科医など臨床医向けの教科書といったところであって、医学生にとっては使いづらい教科書でしょう。

加えて内容量は1200ページにも及んでいますから、医学生向けになるとあまりにも量が膨大過ぎます。イラストや画像所見も豊富で、神経内科をローテーションするにあたっては必携の一冊といってよいでしょう。



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