USMLE step1受験当日の様子

いよいよ設定した日時になると、試験が行われるプロメトリックの会場に向かいます。

試験会場というと身構えてしまうかもしれませんが、受験者数は少ないですし、オンラインの試験なので開始時間もまちまちです。

TOEICの試験のようなイメージですね。

試験会場の様子

東京の茅場町のビルに事務所があり、そこで試験でした。私の他にも数名の方が受験されていたように思います。みなさん学生ではなくて医師のようでした。

試験会場では、TOEFLや企業の方が受験するような資格試験も実施されており、そのような受験者と同じ部屋で受験しました。

また私物の持ち込みは厳禁で、私は耳栓だけ持ち込みました。メモ用紙の代わりとして、マーカーと記入、消去可能なボードを渡されます。

試験スケジュール

試験のスケジュールは、STEP1の場合 Tutorial15分、試験時間7時間(1時間/1block×7block)、Break Time 45分です。

Tutorial15分を全部スキップすれば、これがBreak Timeに組み込まれて、Break Timeは計60分になります。当然のことですがこのBreak Timeにはblock間のトイレ休憩、飲食、昼食なども含まれていて、かなりタイトなスケジュールになります。

Break Timeの45分を超えて休憩した場合には、試験時間が徐々に減っていくようです。

いざ試験開始

私の場合は、Tutorialの部分を斜め読みしてBreak Time 53分くらいでスタートしました。画面操作はUSMLE WorldやNBMEの模試と酷似していますので、戸惑うという事はないと思います。

試験会場はTOEFLの受験と同じですが、耳栓をして備え付けのヘッドフォンをすれば、キーボードのタイプ音や話し声は全く気になりません。受験時には耳栓を持参する事を是非おすすめします。

試験を開始して、最初の2 blockくらいは休憩なしでいけるかなぁと思っていたのですが、かなりきついと感じたので1blockごとに小休憩をとっていました。

さて肝心の出題問題ですが、全体的なレベルはFirst Aid Q&AのTest Blockと同じくらいだと感じました。Kaplan Q bankのように、重箱の隅をつつくような知識ばかりが問われることはありません。

*解法通りに解ける問題3割
*少し考えれば選択肢が選べる問題4割
*選択肢を2つまで絞れる問題2割
*全く分からない問題1割

だったと思います。

2択で迷う問題が多く、このような問題では正確な知識と思考力が要求されている気がしました。ただ時間的に余裕がある、ということは全くなくて、2択で迷う問題はほとんど勘になってしまいました。

問われている知識はFirst Aid Guideに載っていることばかりで、この本をどれだけ丸暗記するかが得点に直結するような気がします。 私は試験直前にFirst Aid Guideを一通り読んでいたので、それのおかげで5問くらい解けたと思います。

試験を終えてからの脱力感

試験を終えてからは、達成感なのか充実感なのか、脱力感に襲われます。

このstep1に向けて猛勉強していたわけですから、これは仕方ないのかもしれません。

無事試験を受けることができた、というだけでも合格点ですね。

USEML step1の得点結果。Residency Programとの対比も

2011年1月20日

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