医者にとって面倒な患者の特徴4選。こんな患者にはなっていけない




患者さんの視点で考えてみれば、医者に嫌われない賢い患者になることが大切です。

ただ医者も患者さんも人間ですから、どちらかが不快に感じてしまうのはこれは仕方ないことです。

医者から見てめんどくさい、対応に困る患者さんというのはどのような人たちなのでしょうか。

勝手に診断を決め付けている患者さん

対応に困る患者さんのひとつは、勝手に自分で診断を決めつけている患者さんでしょうか。

ひどい人だと、診察室に入ってくるなり「私は風邪なのでこの薬とこの薬が欲しい」とか言ってこられる患者さんもいます。

まあまあちょっと落ち着きなさいといった様相なのですが、このように診断を決めてかかっている患者さんは決して少ないわけではありません。

そもそも診察してみないと本当に風邪かどうかわからないですし、風邪だとしても症状によって処方すべき薬は異なってきます。

そしてこういう患者さんは、たいてい医者の言うことをあまり聞かないのです。

このような患者さんとの

こうじゃない、ああじゃない

といった押し問答に時間を使い、結果的に診察時間が延長され、手のかかる患者と言う烙印を押されてしまいます。

自分で診断と治療ができるのであれば、楽天市場でもAmazonでも自分で薬を購入すればいいのにと思ってしまいます。

ですからあまりにもなんでも分かっています、という態度で病院に来ない方が、より良い診察を受けることができる可能性があります。

医者を質問ぜめにする患者さん

質問攻めにする患者も結構困ります。

診察の流れと言うのは大体決まっていて、患者さんの症状を聞き、病気の経過を聞き、必要な検査をオーダーして診断を付け治療を行うと言うのがゴールドスタンダードです。

もちろん検査や治療について医療者も説明する義務があるので、患者さん側から質問があって当然です。

しかし中にはこちらが質問している最中から質問攻めにして、診察が一向に終わらない患者さんもいます。

このような患者さんの発する質問は、大抵は診療の本筋からは遠い、医者にとっても患者さんにとってもどうでも良いような世間話です。

いくらか患者さんの世間話を聞くのは医者の仕事でもあるわけですが、外来では1人の患者さんにかけられる時間と言うのは無制限ではありません。

宝石店や百貨店での買い物と同じで、お金さえ払えば店員を何時間でも拘束して良い、というわけではないのです。

目の前にいる患者さんも大切なわけですが、待っている患者さんも同じように大切ですからね。

ひどい人になると診察室に入ってくるなり

俺の病気は何だ

から始まり、全く話を聞いたり説明もできず、そこから話が進まない人もいます。

ですからそういう人に関しては、診察に入るまでの説明でいろいろと時間を費やしてしまいます。

表情には出さないですが、こっちが聞いたことだけ答えてくださいよと心の中で思ったりもしてしまいます。

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患者さんと対決する医師も

医師として経験を積み、自分の診療に自信が出てくることになると、このような質問の長い患者さんに対して正面から対立する医師もいます。

私の上司は医師20年目で、医師としては一人前だったのですが、話の長い患者さんには容赦無く対応していました。

ご高齢の患者さんが世間話を始めたりすると

俺は世間話をしたいんじゃない」とか

後ろにも患者が待っていて、同じように大切だ

と話して、診察を自分のペースに持っていこうとするのです。

患者さんからの評判はどうかわかりませんが、彼の話していることは至極真っ当で、目の前の患者さんだけでなく、病院全体、患者さん全体の幸福を考えるのが正しい行為です。

診察時間が長くなると、医師個人だけではなく、外来の看護師にも負担がかかりますからね。

週刊誌やテレビを鵜呑みにする患者さん

週刊誌やテレビで書かれてある内容を鵜呑みにする患者さんも困ります。

これは患者さんの責任ではなくて、どちらかといえばテレビや週刊誌に大きな原因があるのですが、間違った認識を改めるのにも一苦労です。

〇〇の薬が危ないとか、〇〇の手術を受けてはいけないとか、医療者側から見れば週刊誌やテレビの視聴率を上げるために書かれたり、放送されているいるものとしか思えないのですが、影響力は絶大です。

基本的に病院が行っている治療と言うのは、国や学会が定めたガイドラインに従って行っています。

そのガイドライン通りの治療をやっていて、〇〇の薬が危ないとか言われてしまっても、「はいはいそうですか」といって、違う治療をすることもできません。

処方された薬を飲まなければ症状は良くなりませんし、そもそも副作用のない薬はありません。

また手術に関しては、標準的で必要な手術を受けなければ、病気は治りませんし、放置すれば死亡することもあります。

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態度の大きい患者さん

医療者に対して態度の大きな患者さんも困ります。

最近は患者さんの権利が向上してきたためか、病院をコンビニとかスーパーぐらいにしか思っていない患者さんもいます。

少し診察が遅れると怒鳴り込んできたり、気にいらないことがあるからといって騒ぎ出したりする患者さんは意外に多くいます。

根本的にぜひ認識しておいて欲しいのですが、病院はスーパーでもコンビニでもありませんから、騒がれたところでサービスがよくなるはずなはないのですが、そう考えてしまうようです。

医者と患者は対等の立場である

基本的に医者と患者の立ち位置は同じところであり、病気を治すと言う目標に向かって共に歩みを進めています。

私たちが患者さんに痛い思いをしてでもそれを我慢してもらうのは、まさに共通の目標があるからです。

ですから、騒いだところで待遇がよくなるとか、待ち時間がよくなることはないでしょう。

病院が気に入らなければ、どうぞ他の病院に行ってくださいが結論

病院はいくらでもあるので、気にいらなければ違う病院に行けば良いのです。

もちろん違う病院に行ったからと言って、待ち時間が0になったり、過剰なサービスをしてくれる保証は無いのですかけれども。

一般的な病院の対応に気に入らないのであれば、お金をかけて自分専属のかかりつけ医師を雇うか、自分で病院を作るしか解決策はないでしょう。

もちろんこちらの不手際で何か患者さんに迷惑がかかれば、私は躊躇なく謝ることにしています。

私も他の病院に患者として行った時に、待合室で長い時間待たされて良い思いはしませんので、自分が患者さんを待たせているときは、お待たせして申し訳ありませんなどと言うようにしています。

医師も患者さん側も病気を治すという目標のもと、お互いに思いやることが大切なのではないかと思います。

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