大学の医局で行われる医局説明会。真実は教えてくれない




大学病院の医局では、学生や研修医をリクルートするために医局説明会なるものが頻繁に開催されます。

学生や研修医たちはお目当の医局の説明会に出席して、将来の進路を思案します。

しかし本当のところは誰も教えてくれないので、注意してね、という話です。

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医局説明会の概要

医局説明会は、大学病院の医局が人材を集めるために開催します。

多くは研修医が進路を決めはじめる毎年5月から6月にかけて行われ、研修医のみならず、医学部の5-6年生を対象として開催されます。

説明会では、各診療科の業務内容、楽しさなどが説明され、加えてどのようにしてキャリアを積んでいくかなどなどを伝えていきます。

一通りレクチャー形式の説明会が終わると、交流会の場に移動となり、そこでお酒を飲み交わしながら親睦を深めるという形態になっていますね。

場合によっては研修医たちが、ここで医局に入る意志を示す場合もあります。

医局にとって学生や研修医は常にウェルカムである

この医局説明会なのですが、学生や研修医は常に歓迎されます。

今や大都市の一部の大学病院をのぞいては、どこも人材不足であり、いかにして多くの研修医を呼び込むかということが、喫緊の課題になっています。

したがって、全く顔見知りの学生や研修医が土壇場で参加したとしても、拒否されるなんてことはないと断言できます。

それに医局説明会の後には、親睦の場として飲み会が開催されます。

この場には医局員も参加するわけですが、若い研修医や学生諸君が出席しないとなると、ただの医局の飲み会で気まずいだけです。

お金なんていくらでも負担する、飲み会だけでも参加してほしい、というのが医局員の願いなのです。

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医局説明会では待遇・給料などの真実は語られない

さて一見するとクリーンにみえる医局説明会なのですが、本当に知りたい部分が語られることはありません。

例えば企業に就職するときには、待遇とか、給料とか、時間外手当の有無とか、どこに派遣されるかなどといった待遇面の話はあらかじめ知っておくことは必須です。

休日をどれくらい取得できるのか、ということもあらかじめ明示されている場合が多いかと思います。

一方で医局説明会では、このような待遇面が語られることはほとんど、もしくは一切ないでしょう。

ただただ、仕事のやりがいとか、病院内での重要性が宣伝されるだけなのです。飲み会のような懇親会の場でも、基本的にはポジティブな側面しか聞くことはできません。

私が大学病院に勤務していたときも、医局説明会でデメリットな部分を話すのはタブーでした。

あ〜来年は遠くに派遣されちゃうのかな」とか「大学病院の給料はコンビニバイトと同等」とか「大学院の論文指導はまともにしてくれない」などといった不満を語るのは半ばタブーだったわけです。

そりゃ夢見てやってきている学生や研修医に、負の側面ばかりを喋ってもしかたないですから。裏を返せば、大学病院の給料とか労働条件は最悪ということです。

やりがいを信じて医局に入ったけれど、結局はしんどいことばかりだった、というのであれば、もはやブラック企業と同じ構図になってしまいます。

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医局のブラックな部分を知るためには

医局の負の側面を知るためには、なかなか難しいですが、大学病院で働いている若手医師に話を聞くしかないでしょうね。

医局の深いところでの不満などは知るところではないでしょうが、そこで働いている先生が何時くらいまで仕事をしているかとか、女性医師が働きやすいかどうかなどは、知っているはずです。

また会話の中から、お給料がどれくらいであるかを知ることもできるでしょう。

結局のところ、医局説明会ではポジティブな面しか語られませんから、必ず出席しなければならないなんてことはないでしょうね。

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