飛行機に乗った時に必ず出会うのがスチュワーデス、客室乗務員の方々ですね。
安全面やサービス面で、客室乗務員の方は事前に乗客全員の基本情報を把握していると聞きます。
最近では事前に医師であることを登録して、機内で急病人が発生した場合にはスムーズに対応できる制度も始まっています。
そのあたりの事実はどうなんでしょうか。少し調べて見ましょう。
Yahoo知恵袋の興味深い質問
yahoo知恵袋に興味深い質問がありましたので、ご紹介いたしましょう。
先日、ANA(AirJapan)の767-300ER(旧タイプ)成田→桃園に乗りました。
私の席は15Eで当日解放のY最前列でした。16Cの乗客にCAが「何時もご利用いただきありがとうございます。…」と挨拶をしていたのでDIAの方だな~と思っていました。
離陸し水平飛行に入り、ドリンクサービス後に、足元に紙切れが落ちているのを見つけ、拾うとCAさんのメモでした。
メモには飛行時間? 3h37m その横に中国名と思われる2名の名前(台湾人CA?)
その下に16C-D 〇〇 〇〇は名前
15E-P 〇〇(私) 17E-P 〇〇それ以降は覚えておりませんが、
席番の後に S(SFC?)やB(ブロンズ?)、G(スタアラG?)と名前が書いてありました。
少し略語に解説を加えますと、CA=キャビンアテンダント、DIA=ダイヤモンドで上級会員のことを指します。SFC=スーパーフライヤーズで、こちらも上級会員のことですね。
客室乗務員は乗客のマイルなどのステータスを把握しているということなのでしょうか。
キャビンアテンダントが挨拶をする基準は何か
2016年にプラチナステータスと同時にスーパーフライヤーズ(SFC)会員になった私ですが、名前を呼ばれて挨拶されたことは未だにありません。
プラチナ会員になってからはもっぱら国内線利用で、たまにプレミアムクラスというレベルなので、CAさんからみればランクの低い上級会員なのかもしれません。
ビジネス利用が多い羽田 – 新千歳便や、羽田 – 大阪伊丹、羽田 – 福岡便などでは、プレミアムクラスやダイヤモンド・プラチナ会員も多数に上ると思われます。
ダイヤモンド会員だけの基準で乗客に挨拶していたとするならば、ビジネス客の多い羽田-伊丹・新千歳なんかはあいさつばかりで業務が進まないものと予想されます。
調べていて明確な基準はわかりませんでしたが、おそらくダイヤモンド会員でプレミアムクラスに座っている位でないと挨拶はされないのではないかと推察されます。
少なくとも私の経験から申し上げるならば、プラチナステータスでプレミアムクラス程度では、全く見向きもされていません。
いずれにしてもYahoo!知恵袋のやりとりを見る限りは、キャビンアテンダントは乗客の会員ステータスを離陸前にちゃんと把握しているようです。
CAはどこまで情報を把握しているのか
さて気になるのは、どこまでCAが我々乗客の情報を把握しているのかですね。
いろいろなインターネットの情報を収集する限りは、飛行機のドアが閉まると同時に、搭乗客の会員ステータスや、クレーム等をたくさんつけるブラックリストに載っている客など、乗客全員のリストがキャビンアテンダントに渡されるようです。
その他にもキャビンアテンダントが持っている乗客資料には、乗り継ぎがあるかどうか、最終目的地はどこかなどの情報も記されているようです。
たまに離陸前にペラペラの紙を持ったCAさんが通路を歩いていることを見かけます。
冒頭の質問とあわせると、乗務員は私たちの想像以上にいろいろと乗客のことを把握しているようです。
さらにもともと医師として登録している場合には、ちゃんとコイツが医者がどうかに関しても把握しているのでしょう。
病院でも情報の共有は大切
この辺はかなり病院のやり方と似ているような気がします。
患者のカルテの中にも、この人はVIP患者であるとか、この人は医者であるとか、その旨がカルテや備考欄に記載されます。
またささいなことで激抗したり、クレームが多い患者では、対応注意と言うようなことが書かれます。
これらは自分を守る点でも、きめ細やかなサービスをするという点でも大切ですね。
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